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優勝争いのカギを握るチーム

開幕から主将とエースを怪我で欠き、ここまで4勝19敗の東地区8位。前半戦で波に乗れなかった “太陽誘電ソルフィーユ” だが、後半戦に入り本来の勢いを取り戻している。

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円陣で気合いを入れる太陽誘電ナインーJournal-ONE撮影

勝ち星に恵まれないものの、1点差試合が二つ、2点差試合が二つ、3点再試合が一つと、試合内容は明らかに良化。若い選手が多い太陽誘電だけに、その成長速度は計り知れない。

後半戦の開幕、西地区三連覇を決めた “トヨタレッドテリアーズ” を相手に2-1で勝利。続いて、そのトヨタを追う西地区2位の “SGホールディングスギャラクシースターズ” にも1-0で勝利した。

西地区3位の “シオノギレインボーストークス兵庫” にはあと一歩(0-1)となったものの、プレーオフ争い真っ最中の強豪チームを相手に互角の戦いを見せたチームは、”NECプラットフォームズレッドファルコンズ”。ここまで7勝16敗、東地区6位という成績が信じられないほどの勢いで後半戦を駆け抜けている。

JournalーONE | JDリーグ第11節 )後半戦のNECの勢いが止まらない- JournalーONE撮影

JournalーONE | JDリーグ第11節 )後半戦のNECの勢いが止まらない- JournalーONE撮影

交流戦が終わり、大激戦の東地区プレーオフ争いに身を置く好調の両チームは、「ひとつも落とせない」上位チームにとって脅威となる存在。東地区を最後まで盛り上げる “影の主役” が、この日も行き詰まる熱戦を見せてくれた。

初回から繋ぐYUDEN打線が試合を動かす

後半戦初勝利に燃える太陽誘電が、初回から試合を動かす。

1回裏、先頭の “推しのソ” 橋本 芽衣選手が、NECプラットフォームズ先発の横谷 瑞希投手の立ち上がりを捕らえて中前安打で出塁すると、続く2番・枝松 愛子選手も鋭い打球をライトに運んでチャンスを広げたかに思われた。

JournalーONE | JDリーグ第11節 )先頭・橋本選手のヒットで試合が始まる- JournalーONE撮影

先頭・橋本選手のヒットで試合が始まる- JournalーONE撮影

ヒット性の当たりではあったが、前進してくるライトのグラブに収まるか否かという微妙な打球は、結果ショートバウンドでライト前に落ちる打球となった。この打球でスタートを切れなかった一塁走者が結果二塁で刺殺となり、ライトゴロという珍しい記録で1死一塁と走者が入れ替わる。

流れが止まりそうなプレーの直後、3番 “推しのソ” の小松 優月選手がしっかりと四球を選び、簡単には流れを渡さない。1死一、二塁と得点圏に走者を進め、ルーキーで4番に座る高 美優選手のバットに託した。

期待を背に打席に入った高選手が振り抜いた打球は、センターの頭上を越える適時二塁打となり、繋いだ太陽誘電が幸先良く1点を先制。4番を任されているルーキーの勝負強い打撃で、初回からチームは勢い付いた。

JournalーONE | JDリーグ第11節 )高選手のバットで先制- JournalーONE撮影

JournalーONE | JDリーグ第11節 )高選手のバットで先制- JournalーONE撮影

試合巧者のNECが即反撃

強豪チーム相手に接戦を演じるためには、試合の流れを作り続けるチーム力が必要となる。

後半戦好調を維持するNECプラットフォームズは、「すぐ取り返すよ!」とベンチ前で意思統一すると、先制直後の反撃で試合の流れを渡さない試合巧者ぶりを発揮した。

2回表1死から、6番・諏訪 いろは選手が太陽誘電先発・上原 理瑛投手の内角高めのライズボールを上手くセンター前に弾き返して出塁すると、続く7番・金井 亜茉音選手がファールで粘りながらフルカウントまでカウントを作っていく。

JournalーONE | JDリーグ第11節 )金井選手の打球は綺麗にレフト方向へ- JournalーONE撮影

JournalーONE | JDリーグ第11節 )金井選手の打球は綺麗にレフト方向へ- JournalーONE撮影

四球は出せないと太陽誘電バッテリーが投じた勝負球が甘く入る。これを逃さなかった金井選手が、逆方向へ大きく弾き返して左翼線を抜ける同点の適時二塁打に。間髪入れずに試合を振り出しに戻した。

早めの継投から試合を動かす

同点に追いついたNECプラットフォームズは、早くも2回からマウンドに山本 すみれ投手を送る。太陽誘電打線にタイミングが合っていた横谷投手から目先を変え、ディフェンスでも主導権を握りたい溝江 香澄監督の思いきった采配だ。

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