アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

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それを1試合を通じて持続できるかどうか、相手がアジャストしてきた時にどう対応できるかが今後問われることになるが、「競った展開で崩れることがなくなってきているし、やるべきことをやって勝利につながっているので、選手たちも手応えを感じてると思います」と自信はついてきている。

翌日の第2戦は、やはり前半に45-31とリードする展開から、後半は点差を広げて77-57で勝利し、これで開幕6連勝となった。6日間で4試合というハードスケジュールにもかかわらず、「今日はすごいエネルギーで戦ってくれた」と萩原HCは絶賛。猛追を受けた前日の反省も生かした、会心の白星だった。

熱量の高いファンに支えられて

「選手14人全員で戦うから、スターターの5人以外もエネルギーを出してほしいと萩原さんに言われました。この2日間は、ベンチメンバーがよく表現できてたんじゃないかと思います」と語ったのは、本橋に次いでチーム在籍歴の長い津村ゆり子。

チームの雰囲気についても、「勝つと疲れが出ないというか、練習も心なしかみんなの身体の動きが違うなって思います」と証言する。全勝優勝を目標に掲げているとあって、6連勝スタートを切っても津村は、「内心はホッとしてるんですけど、まだまだ目標には遠いので」と気を引き締める。

最も大きかったのは、ファンの存在だ。新アリーナ建設ラッシュもあって1万人を超える試合も出始めたBリーグに比べると、Wリーグの観客動員は決して多いとは言えないが、その中で東京羽田のファンは熱量が高い。

萩原HCが「この間のアウェー戦は交通の便が良くない場所だったんですけど、たくさんの人が来てくれた。このチームの強みだと思います」と言えば、津村も「アウェーにも青いTシャツを着たいつもの顔ぶれがいっぱいいて心強いし、それがあってこそ自分たちはコートで思いきりプレーできる」と感謝する。

今シーズンのチームのスローガンは「For VICKIES Family」。津村が「ファミリー一体となって戦ってる感じがあります」というように、東京羽田は地域に根差し、ファンの後押しを一身に受けながら勝利を目指す。

■記者プロフィール
吉川 哲彦
2000年に日本初のプロバスケットボールチームとして誕生した新潟アルビレックスBBの密着取材で、フリーライターとしての活動を開始。以後、バスケットを専門に現在はBリーグ(B1~B3)、Wリーグ、3x3など多くのカテゴリーを欲張っているため、特に秋から春にかけては毎週末が取材で埋まる一方、2016年のBリーグのスタート以降は原稿執筆のため自宅に引きこもる時間も増え、体重が20キロ増えたことに悩んでいる。
≫「X」アカウント
https://twitter.com/Akhk_Yskw
アクセス
大田区総合体育館
  • 東海道新幹線 品川駅 - 京急本線普通(18分)- 梅屋敷駅 - 徒歩7分
Journal-ONE記者 | 吉川哲彦 バスケットを専門に現在はBリーグ(B1~B3)、Wリーグ、3x3などを取材
取材・文:
吉川 哲彦( 日本 )
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