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ニトリJDリーグ プレーオフ ホンダvsSGホールディングス
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西のSGHに東のホンダが挑む!

女子ソフトボール世界最高峰の国内トップリーグ “JD”リーグ” は、日本一を決めるポストシーズン真っ只中。11月9日(土)、10(日)にはプレーオフが行われ、勝ち上がった2チームが11月16日(土)、17日(日)のダイヤモンドシリーズ準決勝へと駒を進めた。

2024シーズン日本一を決める、パロマ瑞穂野球場(愛知県名古屋市)への最後のチケットをかけての戦い、プレーオフ2ndステージの第二試合が神奈川県川崎市の等々力球場で行われた。

ニトリJDリーグ プレーオフ ホンダvsSGホールディングス

初の2ndステージ進出を果たしたSGホールディングス-Journal-ONE撮影

プレーオフ3試合目に満を持して登場したのは、レギュラーシーズンで西地区2位(20勝9敗、勝率.690)の成績を挙げた “SGホールディングスギャラクシースターズ“。世界各国の代表選手が集まり、攻守にチームを牽引する超・銀河系軍団だ。

対するは、前日のプレーオフ1stステージで手に汗握る投手戦を制した東地区4位(18勝11敗、勝率.621)、ワイルドカードから勝ち上がってきた “ホンダリヴェルタ”。24時間前、エース・Jailyn Ford(ジェイリン・フォード)投手が2安打13奪三振の快投を見せて間もない連戦で強敵に挑む。

ニトリJDリーグ プレーオフ ホンダvsSGホールディングス

激闘から24時間、等々力で大一番に臨むホンダ-Journal-ONE撮影

JournalーONEが独自の視点でこの試合を占った “2ndステージ展望レポート“。両チームのプロモーション動画も格納したコンテンツを見て、この試合を振り返って欲しい。

ブルー一色のスタンドと共に

SGホールディングスのレプリカユニフォームが、等々力球場の半分をブルー一色に染めた。「スタンドの皆さんと一緒になって戦うため、昨シーズンからの験を担ぐために同じブルーのユニフォームでこの一戦に臨んだ」と語った二見 亜希主将をはじめとするスターティングメンバーが、鮮やかなブルーのユニフォームを身に纏い各ポジションに散っていく。

ニトリJDリーグ プレーオフ ホンダvsSGホールディングス

鮮やかなブルーで応援団と選手の心は一つに-Journal-ONE撮影

その中央、マウンドで投球練習を始めたのは、SGホールディングスの先発・オーストラリア代表のKaia Parnaby(カーヤ・パーナビー)投手。ダイヤモンドシリーズ進出をかけたチーム初の大一番に先発マウンドを託されたカーヤ投手は、初回からエンジン全開でホンダ打線に立ち向かっていった。

推しのソ塚本 蛍選手、大川 茉由選手と続くホンダの日本代表1、2番といきなりの対戦となったカーヤ投手は、緩急自在の投球で「Japan打線」を翻弄する。塚本選手を三振、大川選手を中飛と順調に打ち取ると、粘る3番の木村 愛選手も、チェンジアップで三振に仕留め上々の立ち上がりを見せる。

ニトリJDリーグ プレーオフ ホンダvsSGホールディングス

SGHの先発を任された豪州代表のカーヤ-Journal-ONE撮影

鉄の左腕が再びの等々力に降臨

変わってホンダの先発マウンドに上がったのはやはりこの人。昨日のプレーオフ1stステージに先発し、西地区3位(20勝9敗、勝率.690)の “シオノギレインボーストークス兵庫” に見事な完封勝利を挙げた、ジェイリン投手に2年連続のダイヤモンドシリーズ進出を託す。

ニトリJDリーグ プレーオフ ホンダvsSGホールディングス

昨日2安打13奪三振のジェイリンが連投のマウンドに-Journal-ONE撮影

ジェイリン投手は、先頭の日本代表・中川 彩音選手を打ち取ったものの、今シーズン安定した打撃を見せた2番・望月 朱里選手に二塁打を浴びて得点圏に走者を背負う。

ここで打席に入るは、オーストラリアが誇る長距離砲・Stacey Porter(ステーシー・ポーター)選手を迎えたジェイリン投手。本塁打もある危険な打者に対し、昨日の力投同様にギアを上げて三振を奪うと、続く今シーズンのSGホールディングス躍進を支えた、4番の白石 千晴選手も三振に切って取る。心配された立ち上がりを無失点に抑えたジェイリン投手は、この日も ”ゾーン” に入る鬼神の投球を見せた。

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