アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

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始球式でスマッシュを決めるJR西日本・水口支社長-JournalーONE撮影

地元の声援を背に最年少が躍動

地元の声援を背に、今シーズン初勝利を目指す京都カグヤライズは、ご当地選手に注目が集まる。わずか9歳でのTリーグ史上最年少出場記録を持つ、地元・京都市立竹田小学校に通う11歳の松島 美空選手だ。

“史上最年少Tリーガー”の松島美空(京都)-JournalーONE撮影

一昨年のルーキーイヤーはゲームカウント2-3まで持ち込む接戦を演じたが、昨年は3試合の出場で1ゲームも奪えない悔しいシーズンを過ごした。捲土重来を期して臨んだ今シーズン、今月初めの対日本生命レッドエルフ戦で悲願の1ゲーム、そして初勝利を飾った松島選手は勢いに乗っている。

地元開催に華々しい演出で登場した松島美空(京都)-JournalーONE撮影

2勝目を目指し、同じ日本生命レッドエルフ戦の第2マッチに登場した松島選手だったが、2024年全日本卓球選手権大会・女子シングルス3位に輝いた赤江 夏星選手に。翌日の対木下アビエル神奈川戦でも第2マッチで、ダブルスの “Wみゆう” の愛称で国内外の大会を席巻している木原 美悠選手に。それぞれストレートで敗れたが、随所で粘り強いラリーを展開して会場を沸かせていた。

松島美空(京都)は粘り強いラリーを展開し観客を沸かせた-JournalーONE撮影

新加入のポイントゲッターが善戦

初勝利のポイントゲッターとして期待される新戦力の菅澤 柚花里選手は、昨年の全日本社会人卓球選手権シングルスベスト8。独特なフォームから繰り出される変幻自在のサーブを武器に、ダブルス戦、シングルス戦と大車輪の活躍を見せ、勝利に届かなかったものの日本生命レッドエルフの森 さくら選手との白熱したゲームを演じた。

新加入の菅澤柚花里(京都)は全ての試合で善戦した-JournalーONE撮影

もう一人の新戦力の出雲 美空(みくう)選手も、インターハイを制した実力者。能登半島地震で被災した故郷のファンの期待も背負い、シングルス戦で勝利を目指したが、日本生命レッドエルフの笹尾 明日香選手、木下アビエル神奈川の平野 美宇選手から勝利することは叶わなかった。

切れの良いサーブを打ち込む出雲美空(京都)-JournalーONE撮影

菅澤選手と組んで、ダブルス戦に出場した愛知みずほ大学瑞穂高の現役高校生・中村 泉月選手も、高校生トップクラスの実力を随所に見せて、木下アビエル神奈川が誇る世界の “Wみゆう”、昨年のプレーオフMVPの日本生命レッドエルフ・笹尾明日香、麻生麗名ペアに挑んだが、チームに勢いを付けることが出来なかった。

強豪相手にダブルスで鋭い打球を放つ中村泉月(京都)-JournalーONE撮影

「このホームゲームのために、選手たちは万全の準備をしてきた」と、今シーズンから京都カグヤライズを率いる小林 修平監督も試合前にファンに向けてメッセージを伝えるなど意気込み充分に臨んだ京都カグヤライズ。

地元での初勝利に向け調整を見守る京都カグヤライズ・小林監督-JournalーONE撮影

試合後すぐ、会場の出入口に全選手とスタッフが集まり応援してくれたファンに来場の感謝を伝える京都カグヤライズ。このサービスに、来場したファンは笑顔で手を振ったり、記念写真を撮ったりと嬉しそうな表情を見せて束の間の選手との交流を楽しんでいた。

次戦12月14日(土)から残すところ10試合となった京都カグヤライズには、まだまだ初勝利のチャンスは残っている。着実に若い力も伸びている2024シーズンの京都カグヤライズを応援しに、アリーナに足を向けてみては如何だろうか。

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