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家族やグループでの観戦に嬉しいボックス席もある-JournalーONE撮影
特に、コートエンド(ゴール裏)の上層階座席群は、坂の町・長崎の街並みを想起させるように急峻に坂のようにせり上がった設計になっている。最上段の座席でもコート上で躍動する選手たちの様子を確りと認識することができるのだ。
会場が暗転する試合演出と同時に、観客席からは一斉にペンライトが灯される。コートの対極から上層階座席群を見ると、まるで稲佐山展望台から見た世界新三大夜景に認定された1,000万ドルの夜景を思い起こさせる。
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巨大ビジョンの奥にそびえる上層階の”壁”は坂の町・長崎らしい-JournalーONE撮影
さらに、せり上がった上層階座席群が大きな壁となるHAPPINESS ARENAは、音響効果にも抜群な効果をもたらしている。四方の壁が沸き上がる歓声や拍手、演出の音楽や効果音を反響させる役割を果たしており、どの席からも自分が拍手や歓声を浴びてコートに立っているような気分を体感させてくれる。
CS進出はまだ圏内!新スタジアムで躍動する長崎ヴェルカ
開催期間中、100万人を超える観光客が集まる大型イベント“長崎ランタンフェスティバル”で賑わう2月初旬。世界中から集まる観光客でごった返す路面電車(長崎電気軌道)にも、ヴェルカネイビーのレプリカユニフォームを来た長崎ヴェルカファンの姿を多く見かける。
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オフィシャルショップにもヴェルカネイビーのユニがずらりと並ぶ-JournalーONE撮影
2月2日時点で西地区6位の長崎ヴェルカだが、今シーズンから指揮を執るモーディ・マオールHC(ヘッドコーチ)は「まだ後半戦に入ったばかり。残り試合数は多く、上位との勝利数もそれほど差は無いので可能性は充分にある」とCS(B.LEAGUE CHAMPIONSHIP)進出に向けて強気のコメントを発し、選手たちを鼓舞する。
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モーディ・マオールHCはCS出場に強い意欲を見せた-JournalーONE撮影
逆転CS出場に欠かせない選手として先ず名前が挙がるのは、パリオリンピックで活躍した日本代表の#18馬場雄大選手。海外でも「BABA BOOM」と呼ばれる豪快なダンクで活躍した馬場選手は、アウトサイドからのシュートも得意で3ポイントシュート、フリースローの成功率も高い。ディフェンスでもアジリティあるG(ガード)へのマークや、リバウンドやスティールとマルチに結果を出す万能選手だ。
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日本代表・馬場雄大選手の活躍がCS出場最大のカギとなる-JournalーONE撮影
来シーズンのオールスターゲーム開催が決定しているHAPPINESS ARENAの看板選手として、絶大な人気と実力を誇る馬場選手のプレーは、長崎ヴェルカファンだけでなく多くのバスケットボールファンが注目している。
同じく日本人で人気が高いのは。馬場選手と共にオールスターゲームのスターティング5(ファン投票)に選ばれた、#99川真田紘也選手だ。「マイキー」の名で大人から子供まで幅広いファンから愛されている川真田選手は、204cmの長身を活かして屈強な外国人選手たちが居並ぶC(センター)のポジションで力強いプレーを連発する。
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”マイキー”の名で人気の川真田紘也選手-JournalーONE撮影
まだ26歳と若く、計り知れない伸び代を持つ川真田選手。将来の日本代表を背負うであろう「日本の秘密兵器(Bリーグの選手紹介より)」に是非注目して欲しい。
パフォーマンスユニット“VELC”にも注目
Bリーグの試合会場を圧倒的なパフォーマンスで盛り上げるのは、選手たちばかりではない。Bリーグ観戦に無くてはならないものとなっているのが各チームが持つオフィシャルチアチームの存在だが、そのパフォーマンススタイルは様々だ。
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