先ずは、“電子チケット”は事前に印刷することをオススメします。開業当初、「通信障害で電子チケットが表示されない!」というトラブルが報道されていましたが、携帯電話各社の移動基地局車がゲートの前にズラリと並ぶなど、運営側も対策を講じています。開業5日目にJournal-ONE編集部が取材した時点で、電波が繋がりにくいという事象はありませんでした。

大阪万博2025東ゲートの入場口での電波障害はなかった-Journal-ONE撮影
それより多く見られたトラブルが、スマホを触っていて入場が近づいてからバタつく入場者が散見され、並んでいる方同士で気まずい雰囲気になっていることでした。
実は、予約したパビリオンでも見られた事象ですが、並んでいる間にゲームや動画などのアプリに夢中になりすぎて、いざ入場の順番が来たときにバーコードを表示することができず焦っている場面も何度か見掛けました。
待ち時間にスマホを使っての暇つぶしは決して悪いことではありません。印刷したORコードを直ぐに出せるポケットやバッグに忍ばせ、安心して待ち時間を過ごしましょう。
”電子チケットを事前に印刷”するメリットは、他にもこんな事例にも活躍します。それは、「遅れてきた仲間を待つ必要が無い」ということ。現地集合していたグループが遅刻した人を待つために、並び列から離れて待っている場面が目に入りました。待っている人も、待たせている人もあまり良い気分で大阪万博2025見学をスタートすることができませんよね?また、途中でトイレに行きたくなった方が、迷子になってしまって万博IDを持つ人を必死に探しているシーンも見掛けました。
”電子チケットを事前に印刷”し、各自が持っていれば、入場後にどこかのパビリオンで待ち合わせをするなど、機転を利かせてトラブルを回避するにも役立ちそうですね。

印刷した”電子チケット”はパンツのポケットに入る大きさ-Journal-ONE撮影
事前に持っていきたいもの
最後に、印刷した”電子チケット”以外の必需品もご紹介しておきます。
会場では、記念撮影はもちろん、電子マネーの利用(大阪万博2025会場では現金が使えません!)、待ち時間の暇つぶし、電子チケットの表示など、何かとスマホを利用する機会が多いです。そのため、「いつもより早くバッテーリーが消耗する」と感じました。
そのため、いつもより大きめの携帯充電器(または複数の充電器)を持っていくと良いでしょう。大阪万博2025会場内にはコンビニもありますので、「いざとなったら」電源確保ができないわけではありません。しかし、コンビニの位置が遠かったり、とても並んでいる状況ですと、折角の見学時間を無駄にすることになりかねません。
いつもより携行品が少し重くなるかもしれませんが、万が一に備えておけば大阪万博2025を楽しむことに集中できること間違いなしです。

予約者の入場待ちでもスマホで暇つぶし(写真は三菱未来館)-Journal-ONE撮影
そしてもう一つの重要な持ち物は、水分補給のための飲み物です。瓶と缶の持ち込みはできませんが、ペットボトルの持ち込みはOK。これから夏に向けては、入場待ちでの熱中症にも気を付けなくてはなりません。「入場待ちで一本飲み切る」つもりで、一人一本の飲料は事前に持っていきましょう。
会場内にはマイボトル給水器が設置されているため、マイボトルでエコな大阪万博2025見学をすることも良いでしょう。しかし、会場内はマイボトル給水器が少ないため、給水を待つ人の列ができていました。実は、給水器よりも自動販売機が多く設置されている大阪万博2025会場。無理してマイボトルにこだわらず、ペットボトルの飲料も取り入れて安全な見学を心掛けて下さい。
まとめ
大阪万博2025は、多くの人々が訪れるイベントであるため、事前の計画が大切です。
電子チケット、入場日時とゲートの事前予約、電子マネーでの買い物など、普段よりもスマホを使う場面が多くなる今回の万博運営。安心して見学するためにも、この記事を参考に事前準備も万全にして世界的な大イベントを楽しんで下さいね。
Journal-ONEでは、引き続き「大阪万博2025の楽しみ方」をご紹介していきます。皆さんの心に一生残る素敵な思い出になるよう、参考になる情報を提供していきます。