アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

東京ヤクルトスワローズvs阪神タイガース
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プロ野球選手の兄を持つJDリーガー

北京オリンピック、東京オリンピックと2大会連続で金メダルを獲得した女子ソフトボール。常に世界屈指の実力を持ち続ける理由はどこにあるのでしょうか?

女子ソフトボールのトップリーグ “JDリーグ” にその答えがあります。金メダリストはもちろん、世界各国の代表選手が16チームに分かれて白熱した戦い見せてくれる “JDリーグ” は、そのレベルもさることながら選手たちの明るい笑顔も大きな魅力のひとつです。

今回の注目アスリートは、JDリーグ “伊予銀行VERTZ(ヴェールズ)” に所属している久保 和咲(かずさ)選手です。久保選手の兄は、東京ヤクルトスワローズで活躍する久保 拓眞投手!東京ヤクルトスワローズvs阪神タイガース "松山DAY" 始球式に登場したスワローズ・久保拓眞投手の実妹で女子ソフトボール選手の久保和咲さん(伊予銀行ヴェールズ)-Journal-ONE撮影

少年野球やソフトボールチームでプレーする子どもたちの誰もが、「将来の夢はプロ野球選手!」「将来の夢はソフトボール選手!」と憧れる夢を、兄妹で叶えた “アスリート一家” の素顔に迫ります。

伊予銀行VERTZでの挑戦

VERTZに移籍した2023シーズンに久保選手が登録したポジションは “捕手”。前のチームでは主に一塁手として活躍していた久保選手にとって、このコンバートは大きな挑戦です。

しかも、投手と同じく専門性の高いポジションにも関わらず、「捕手の経験はありませんでした。ヴェールズは捕手の選手層が薄いので、少しでもチームの役に立つようにと決断しました。」と話す久保選手。東京ヤクルトスワローズ・久保拓眞投手を兄に持つ女子ソフトボールの久保和咲選手(伊予銀行ヴェールズ)-Journal-ONE撮影

キャッチング、スローイング、タッチプレーなど、野手の中でも基本的な動きが異なる捕手というポジションに取り組むに当たっては、「身体の使う筋肉が全然違うんですよ!ですから、最初は太ももの辺りが本当に辛かったです。」と笑いながら、最初の苦労を話してくれました。

「一番苦労したのはキャッチングです。打者として見る球筋と、捕手として受ける球筋は全然違って。しかも、ヴェールズには特長の異なる好投手が何人も揃っているので、キャンプでは出来るだけ多くのボールを受けて、それぞれの選手の得意なボールや得意なコースを、しっかりと良い音を立てて捕る練習を重ねました。」なるほど、普段ガンガン打っている選手でも、投球したボールを捕るのは難しいのですね。

チームの雰囲気が大好き

移籍前のヴェールズと、チームメイトになってからのVERTZの印象について聞くと、「ヴェールズは対戦相手として見ていて、本当に楽しそうにソフトボールをするチームだなという印象が強かったですね。そして、実際にチームに入ってみると全く同じで、みんな心からソフトボールを楽しんでいてとにかく明るいです。」と、久保選手に笑顔が溢れます。

「いつも元気で、いつも笑顔で、そんなチームメイトと一緒にいると、私も本当に元気をもらえますし、今までにも増して楽しく取り組んでいるかなと思います。」JDリーグ・伊予銀行のメンバー-Journal-ONE撮影

よく話す選手は、安川 裕美選手本間 紀帆選手とのこと。「安川選手は同じポジションなので、キャッチングやインサイドワークなどについてよく話を聞いています。本間選手は同じ右打者、しかも本間選手の打ち方は本当に綺麗で勉強になるので、色々と質問をしたり教えて貰ったりしています。」と、選手同士でのレベルを高めあう良いチームの雰囲気が伝わってきます。

野球一家・久保家のヒミツ

「子どもの頃から、毎日それ(プロ)を目指して練習してきました。」と教えてくれたのはお父様です。5月24日に神宮球場で開催された東京ヤクルトスワローズと阪神タイガースの公式戦前に聞いた野球一家・久保家のヒミツです。

この日は、スワローズの秋季キャンプ地である愛媛県松山市がイベントを行う “松山DAY”。このメインイベントの始球式に久保選手が登板するということで、地元・佐賀県伊万里市からご両親が駆けつけたんです。東京ヤクルトスワローズvs阪神タイガース "松山DAY" 始球式に登場したスワローズ・久保拓眞投手の実妹で女子ソフトボール選手の久保和咲さん(伊予銀行ヴェールズ)とご両親-Journal-ONE撮影

「兄(拓眞投手)が少年野球を始めたので、私もコーチとして一緒にグラウンドに行くことが多くなりました。その練習に和咲を連れて行っていたら、和咲も野球をやるようになり、今ではソフトボールで頑張ってくれています。」とお父様は話せば、「家族の生活は野球を中心に回っていましたね。(家が遠くて毎回は行けないのですが)年に何度か、子どもたちの活躍を観に行くのがとても楽しみ。今日も、和咲が(兄が投げている)神宮球場のマウンドに上がるところを観られる貴重な機会でした。」とお母様も嬉しそう。東京ヤクルトスワローズvs阪神タイガース "松山DAY" 始球式で豪快な投球を見せるスワローズ・久保拓眞投手の実妹で女子ソフトボール選手の久保和咲さん(伊予銀行ヴェールズ)-Journal-ONE撮影

「兄の良いところは、物おじせず強気で投げていくところ。これからもその気持ちを持って、強気で投げて欲しいです。」と兄にエールを送りつつも、「ヴェールズでチームに貢献して、二人の良い結果を持ってお正月に家族みんなで楽しく過ごしたいですね。」と更なる飛躍を願っていました。

久保 拓眞投手とスワローズの活躍と共に、久保 和咲選手とVERTZの活躍も楽しみな2023シーズン!JDリーグでは、来る6月17日と18日に、地元・愛媛県の西予市でホームゲームが開催されます。地元の美味しい食べ物や名湯・道後温泉、そして日本屈指の人気の観光列車 “伊予灘ものがたり” など旅行先としても魅力いっぱいの愛媛県に足を伸ばされては如何でしょうか。

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