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ソフトボールJDリーグ| 第12節松山ラウンドに登場したシオノギレインボーストークス兵庫の選手たち-Journal-ONE撮影
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プレーオフ進出に食らいついている今のチームの雰囲気を聞くと、「結果を見すぎず、目の前の試合を一戦、一戦楽しんでいこうと話し合っています。当然プレッシャーもあるでしょうが、それも楽しんで経験になるようにって(笑)。」と、素敵な笑顔で話してくれた吉井投手。「練習や寮での生活からテンション高いチームです。自分たちの明るい長所を常に出して、プレーオフに向かっていきます。」と、いつも笑顔で元気な理由をも教えてくれました。

殊勲打を放った田島選手も笑顔が素敵な元気な選手。「緊張する場面でしたが、松田監督の期待に応えようと初球から積極的に行きました。」と、ベンチでも元気いっぱいチームを鼓舞するその力をバットに乗せたと話します。岐阜県出身の田島選手ですが、高校は遠く親元を離れてソフトボールの強豪・鹿児島県の神村学園高校に進んだ度胸が勝負強さに活きているでしょうか? 「それもあるかもしれませんが、神村学園には3つ上の姉(戸田中央 メディックス埼玉に所属する田島 萌愛選手)が中等部に進学していたので、全く知らない場所ではありませんでしたよ(笑)。」と、姉妹JDリーガーを育てたご両親の “かわいい子には旅をさせろ” の子育て方法に感心してしまいました。ソフトボールJDリーグ| 第12節松山ラウンドでシオノギレインボーストークス兵庫の田島 茉依選手はSGHギャラクシースターズ戦で値千金勝ち越しタイムリーを放つ-Journal-ONE撮影

「残り試合もチームの勝利に貢献できるよう頑張ります! 次節は北九州ラウンドなので、応援に来てくれる友人たちとの再開が楽しみなんです。」と嬉しそうに話す田島選手は、翌節の北九州ラウンドの試合後に、神村学園高校時代の友人との交流を楽しんでいました。ソフトボールJDリーグ| 第13節北九州ラウンドでシオノギレインボーストークス兵庫の田島 茉依選手は神村学園高校の友人と再会を楽しむ-Journal-ONE撮影

初めてを楽しむ “レジェンド”

「惜しい試合を落としての3戦目。やっと投打が噛み合って、思うような試合ができました。」と、ホッとした表情で松山ラウンドを振り返った松田監督。力投した吉井投手についても、「キャラクシースターズさんの強力打線ついては、基本的に攻略策はバッテリーに任せています、今まで3度戦ってそこまで打たれはいないので、相性といった要素もあるのかもしれませんが、吉井投手が本当に良い投球をしてくれました。」と、完封勝利のエースを労いました。

「札幌ラウンドから、投手陣の調子が上がってきているだけに・・・ 打線が噛み合わなかった前の2戦は本当にもったいなかった・・・」と苦笑いする松田監督でしたが、レジェンドでも上手くいかない女子ソフトボールの監督をして得た全ての経験を楽しんでいるように見えます。ソフトボールJDリーグ| 第12節松山ラウンドの3戦を終わり総括するシオノギレインボーストークス兵庫を率いる男子ソフトのレジェンド・松田光監督-Journal-ONE撮影

まだ試合が残ってはいるものの、初の監督業のシーズンを振り返ってもらうと、「リーグ戦を戦って行く中で、勝ちをしっかりと取らなくてはならない試合でも苦戦してしまうシーンあったので、それが解消できればもう少し余裕を持ってリーグを戦っていけたのかなと思います。勤務形態でも会社のご理解で、1日練習をさせてもらえるようになったり、上位争いの経験が無い選手たちにプレーオフ進出をかけた緊張感ある試合をさせていただいたりと、有り難い経験ばかりです。」と、男子ソフトボール界のレジェンドが、1年目シーズンを振り返っていました。

いよいよ最終節で結着! ポストシーズンの椅子

東地区のビックカメラ高崎 ビークイーンと西地区のトヨタ レッドテリアーズの優勝は決定しましたが。2位以下が昨シーズン以上に混戦となっている2023シーズン。プレーオフ進出となる両地区2位と3位、ワイルドカードとなる勝率の高い4位のチームになれる権利を有するチームは昨年よりも多く残っています。

最終節の第14節(10月28日、29日)で結着する混戦のプレーオフの椅子をかけた戦いは、群馬県高崎市、埼玉県本庄市、愛知県名古屋市、京都府京都市で開催されます。

ロス五輪に向けて益々熱くなる女子ソフトボール。お近くの町で開催されるJDリーグを観戦して、ハイレベルな戦いを演じる選手たちの笑顔を間近に観てみませんか?きっと皆さんも、ソフトボール観戦の面白さに気付いてもらえると思います。ソフトボールJDリーグ| 第12節松山ラウンドに登場したシオノギレインボーストークス兵庫の選手たち-Journal-ONE撮影

[伊予銀行編] 女子ソフト・松山ラウンドレポート << コチラ

[東海理化編] 女子ソフト・松山ラウンドレポート << コチラ

[SGH編] 女子ソフト・松山ラウンドレポート << コチラ

アクセス
坊ちゃんスタジアム
  • ①JR松山駅-予讃線(3分)-JR市坪駅-徒歩0分
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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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