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アスリートが地元掛川を紹介!

Journal-ONE | 卓球ノジマTリーグ女子の優勝を飾った日本生命レッドエルフ
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Journal-ONE | 卓球Tリーグ男子はパリ五輪代表の戸上隼輔が優勝を決める-小野寺俊明撮影

Tリーグ男子はパリ五輪代表の戸上隼輔が優勝を決める-小野寺俊明撮影

プレーオフで凄さを見せたのは、KM東京のリン ユンジュ、松島と、岡山のハオ シュアイ、ヤン アン。リン ユンジュはレギュラーシーズン同様圧倒的な強さを発揮し、16歳の松島は大舞台でも物怖じしない強心臓振りを見せた。ハオ シュアイ、ヤン アンは、元中国代表として培った経験と技術に加え、意地とプライドで、今シーズン最高のプレーで戦った。

海外選手が活躍した男子プレーオフから、若い日本代表選手が学ぶ点は多かったと思う。パリ五輪で戦う張本、戸上、篠塚には、リン ユンジュや元中国代表の選手の戦い振りから、大舞台へのピークの合わせ方や、気持ちの入れ方などを参考にし、パリの舞台で大暴れをしてもらいたい。

◯木下マイスター東京 3-1 岡山リベッツ

●篠塚 大登/戸上 隼輔 1-2 丹羽 孝希/ヤン アン〇

〇リン ユンジュ 3-1 ハオ シュアイ●

〇松島 輝空 3-1 ヤン アン●

〇戸上 隼輔 3-0 吉山 僚一●

女子セミファイナル:紙一重で日本生命レッドエルフがファイナルへ

女子セミファイナル、昨シーズンで惜しくも連覇が途切れ、王者奪還をテーマにレギュラーシーズンを2位通過した日本生命レッドエルフ。昨シーズンプレーオフ進出目前から、まさかの4連敗で悔し涙を流したが、今シーズンは3位で2シーズン振りのプレーオフとなった日本ペイントマレッツの対戦。

日本生命は全日本王者で、パリ五輪代表の早田 ひなを中心に、レッドエルフアカデミー出身19歳の赤江夏星、ソン イジェン、ソン メイヨウ、ハン シキと3名の中国選手のオーダーとなり、伊藤 美誠(東京五輪混合ダブルス金メダリスト)はベンチ入りしなかった。

対するニッペMは世界最高のカットペアの佐藤 瞳と橋本 帆乃香に、横井 咲桜、大藤 沙月の19歳コンビが出場した。

勝負の分かれ目は、第2マッチの赤江vs.橋本。赤江が2ゲーム先取するも、カットマンの橋本が粘り、2ゲームを奪取し追いつく。しかし、最後は赤江が我慢のプレーで大激戦を制した。両者ともに集中力が研ぎ澄まされ、ミスはほとんどなく長いラリーに会場が多いに沸いた。

日本生命はこの貴重な1点に加え、早田が第3マッチとビクトリーマッチで、横井に勝利し、エースの役割を果たした。レギュラーシーズンでは横井に負けていた早田だがプレーの質、攻撃の威力、技術力の高さ、戦術の幅、どれを取っても他の選手よりも頭一つ二つ抜けており、圧巻の強さを見せた。

悔しい敗戦となった横井も、攻撃力では早田に引けを取らず、果敢に攻め続けたが、早田の実績と経験に負けた結果となった。どちらが勝ってもおかしくなかった女子セミファイナルは、3時間越えの大激戦の末、日本生命が勝利をした。

◯日本生命レッドエルフ 3-2 日本ペイントマレッツ●

●ソン メイヨウ/ソン イジュン 0-2 佐藤 瞳/橋本 帆乃香◯

◯赤江 夏星 3-2 橋本 帆乃香◯

◯早田 ひな 3-1 横井 咲桜◯

●ハン シキ 0-3 大藤 沙月◯

◯早田 ひな 1-0 横井 咲桜◯

女子ファイナル:努力の2人が全日本ペアを撃破して日本生命が王者奪還

女子ファイナルは昨シーズン悲願の初優勝を果たし、レギュラーシーズン1位の木下アビエル神奈川と、セミファイナル勝者の日本生命との対戦。連覇か王者奪還かライバルチームの対戦となった。

KA神奈川はパリ五輪代表の平野 美宇、張本 美和に、全日本ダブルス王者の木原 美悠、長﨑 美柚、過去最高世界ランク8位のチャン ルイ(中国)という豪華な布陣。日本生命はセミファイナルとオーダーを変え、早田 ひな、ソン メイヨウ、ハン シキに、麻生 麗名、笹尾 明日香というオーダー。

Journal-ONE | 卓球Tリーグ パリ五輪代表の15歳・張本美和は惜しくも決勝で敗れる

パリ五輪代表の15歳・張本美和は惜しくも決勝で敗れる-小野寺俊明撮影

勝負は第1マッチのダブルス。日本生命はソン メイヨウ/ソン イジュンの中国コンビから、麻生/笹尾ペアを起用した。麻生、笹尾は他の選手よりも実績は少なく、ベンチ入り出来るかギリギリの選手だったため、大抜擢の出場となった。対する木原、長﨑の”Wみゆう”ペアは実績十分。しかし、2月のレギュラーシーズンでは、麻生/笹尾ペアが勝利していた。

序盤は麻生/笹尾ペアが仕掛けるもミスが目立ち、木原/長﨑ペアがあっという間に1ゲームを先取する。しかし、2ゲーム目から麻生/笹尾ペアのミスが減り出すと、木原/長﨑ペアは徐々にプレッシャーを感じたのか、どんな場面でも積極的に仕掛けてきた2人からアグレッシブなプレーが見られなくなった。そして、接戦に持ち込まれ、まさかの逆転負け。コツコツと努力を続けてきた麻生/笹尾ペアの勝利で、一気に流れは日本生命となる、

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