Bリーグのチャンピオンシップ・クウォーターファイナルのアルバルク東京と、千葉ジェッツの試合。
第1クウォーター、先制したのはA東京はホームゲームということもあり大歓声が会場に響き渡る。千葉Jも瀬川琉久のスリーポイントでチームの流れをまず作ると、そこから更に激しい攻防が始まった。開始5分経過しても7-4と思うように得点が入らず。レギュラーシーズンとはまた違った、ゴール下での激しい点の取り合いが前半から繰り広げられ一瞬も目が離せない。A東京もインサイドからの攻撃でレオナルド・メインデルや、ライアン・ロシターが得点を重ねていくが、千葉Jの原修太が連続得点を決め15-8と少しずつ点差が開いていく。更に、クリストファー・スミスのスリーポイントを2本、怪我から復帰した富樫勇樹の得点もあり、第1クウォーターは23-8で千葉Jが大きくリードをして終了。
第2クウォーターも最初のシュートは千葉Jのディー・ジェイ・ホグのスリーポイントから。A東京もメインデルのスリーポイントが決まり、渾身のガッツポーズで試合を盛り上げる。その後両者得点を入れるも29-17と点差はなかなか縮まらず。A東京の大倉颯太のスリーポイント、ザック・バランスキーの得点で一時は8点差まで詰めたが原、そしてスミスが2本のスリーポイントを決めて39-26で千葉Jが大量リードで第2クウォーターも終えた。
迎える第3クウォーター、A東京はなかなかリズムを作れず苦戦を強いられる。そんな中で瀬川、田代直希、原、そして金近廉の放ったスリーポイントにより千葉Jが50点台に得点を乗せた。一気にA東京を突き放した千葉Jはその後も富樫、金近もスリーポイントを決め62-39と千葉Jの勢いは全く止まらずに第3クウォーターを終え、最終クウォーターへ。
第4クウォーターではA東京のメインデルの得点と、安藤周人、小酒部泰暉のスリーポイントで食らいつくも、千葉Jもスミスやマイケル・オウの得点でしっかり74-48と点差を守っていく。セバスチャン・サイズが決めたフリースローで50点台に乗せたA東京だったが、その後時間も迫る中で約20点差を返すことはできず。最終的に78-53で千葉Jがクウォーターファイナル初戦を制した。