
チャンピオンシップ・クウォーターファイナル、アルバルク東京vs千葉ジェッツの第2戦。序盤から千葉Jはディー・ジェイ・ホグのスリーポイントや、隙をつくスティールでチャンスを作り得点を重ねていく。A東京もテーブス海のシュートやフリースローで続いて得点。開始6分が経過し13-8と千葉Jがゲームの主導権を握りつつあり、積極的にA東京も攻撃していくが徐々に点差が開いてくる。千葉Jはジョン・ムーニーがインサイドから確実に得点を積み重ね、19-9と10点差をつけた。A東京も小酒部泰暉のスリーポイントをきっかけに流れをつくりたいところだが、22-14で千葉Jがリードをして第1クウォーターは終えた。
第2クウォーターは、A東京のセバスチャン・サイズの得点から開始。千葉Jの富樫勇樹もスリーポイントを連続で3本沈め、34-18と一気に突き放す。更にマイケル・オウの豪快なダンクも決まり流れは千葉Jに向いてくる。クリストファー・スミスがスリーポイントを決めたことで、40点台に乗せた千葉Jは続けてオウのダンクで43-27に。反撃したいA東京だが、ボールがリングに嫌われなかなか得点が奪えない。ここで富樫が再び2本目連続でスリーポイントを決め、このクウォーターだけでスリーポイントを5本15得点という驚異的な結果を残していく。この活躍には会場が揺れるほどの大歓声でファンも試合を盛り上げる。そのまま第2クウォーターは時間を迎え、50-28で千葉Jが大きくリードをしたまま試合を折り返した。
第3クウォーターは千葉Jのホグがスリーポイントを決めた後、A東京のテーブス海も確実にシュートを決め開始早々に30点台に乗せた。その後もザック・バランスキーのシュートで得点を入れていくも、千葉Jがムーニーの連続得点とフリースローで一気に60点台に突入。食らいつくA東京の安藤周人もスリーポイントを決め62-38と離されている点差を少しずつ縮めていく。フリースローで40点に突入したA東京に対して、直後にスミスのスリーポイントで70点目を入れた千葉J。そのまま30点差をつけて第3クウォーターは終了。
ついに迎えた最終第4クウォーターは開始3分が経過した後に富樫のレイアップシュートで得点。その後、瀬川琉久もスリーポイントを決め相手を寄せ付けない活躍をみせた。A東京もメインデル、福澤晃兵のスリーポイントで得点するも開いた差が大きい。瀬川のアシストで金近廉がスリーポイントを決めた直後、A東京のメインデルもスリーポイントとサイズのダンクでチームを活気づける。残り2分でテーブス海と、メインデルのフリースローで60点台に乗せるも、更にダメ押しの金近のスリーポイントで、千葉Jの勢いは最後まで止まらず。最終的に92-65で大差をつけた千葉Jが勝利を収めた。クウォーターファイナルで2勝した千葉Jがセミファイナル進出を果たし、A東京はホーム会場で無念の敗退という結果で今シーズンを終えた。
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- 取材・文:
- Journal ONE( 編集部 )
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