Bリーグのセミファイナル初戦は宇都宮ブレックスと千葉ジェッツが対戦。
第1クウォーター、千葉Jのディー・ジェイ・ホグの得点からスタート。そこから宇都宮Bの攻撃を凌ぎ連続して得点。ホグのスリーポイントで開始3分で9-0とリードを奪った。しかしここから宇都宮BのD.J・ニュービルが2本、小川敦也もスリーポイントを入れて早くも11-11に追いついた。両者ディフェンスでも圧力をかけていく中、千葉Jのクリストファー・スミス、そして渡邊 雄太の得点で徐々に21-14と差を開いていき第1クウォーターは千葉Jがリードをして終了した。
第2クウォーターは点の動きが第1クウォーターに比べて遅い展開に。宇都宮Bのニュービルのスリーポイントから、小川の攻めたボール回しでチャンスを作り、最後はギャビン・エドワーズが得点。千葉Jも瀬川琉久のシュートで得点を重ねると、ここから点が交互に入っていく展開に。激しいディフェンスをかい潜り体勢が整わない一瞬で放つため、なかなかリングにボールが通らず、リバウンドも堅いディフェンスでしっかり守り得点を許さない。残り2分となったところで原修太のスリーポイントが決まり、先に30点台に突入した千葉J。しかし宇都宮Bもすかさず小川が得点を入れて、離されずに34-34と両者互角の展開で試合を折り返した。
第3クウォーターは宇都宮Bのエドワーズがスリーポイントを決めて試合開始。千葉Jも渡邊の連続得点で得点を重ねていくが、比江島慎のスリーポイントで40点台に乗せた宇都宮Bは、更にグラント・ジェレットのダンクで一気に44-39と5点のリードを奪い会場を盛り上げた。その後もニュービル、そして比江島が相手のフェイントを見事にかわしたスリーポイントをしっかりと決め52-44と大きくリード。千葉Jの金近廉もスリーポイントですぐさま取り返すも、ニュービルが再びスリーポイントで一気に流れが宇都宮Bに。最終的に59-52で終え、残すは最終クウォーターとなった。
第4クウォーターが始まると早速、比江島のスリーポイントで60点台に突入し62-52と10点差をつけた宇都宮B。ここからも竹内公輔とニュービルの本日6本目のスリーポイントで一気にテンポよく70点目を入れた。千葉Jも富樫勇樹のスリーポイントで反撃し点差を詰めようとするが、残り5分で74-62。その後、田代直希がファウル5つをもらい退場となるなど、激しさを増していく試合。残り2分から比江島の得点とフリースローで81-67、そしてジェレットもスリーポイントを決めたところで時間も迫り、ここで試合終了。84-67でセミファイナル初戦を宇都宮Bが勝利した。