しかし、その窮状を見かねたかつての地区優勝戦士が再集結。新潟で現役引退後、Wリーグ・シャンソン化粧品を2シーズン連続でベスト4に押し上げた鵜澤潤HCが就任し、地元出身で元日本代表のレジェンド五十嵐圭も帰って来た。かつての栄光を取り戻せるか、再建を期してシーズンに臨む。

新潟アルビレックスBBに復帰した五十嵐圭-吉川哲彦撮影

ワールドカップ効果により、昨シーズンは大幅に観客動員を伸ばすクラブが続出した。パリオリンピックを経て迎える今シーズンも、Bリーグは注目度を増す一方。その中でより多くの興奮を生み出すのははたしてどのクラブか。目が離せない、熱い戦いが始まる。

■記者プロフィール

吉川 哲彦

2000年に日本初のプロバスケットボールチームとして誕生した新潟アルビレックスBBの密着取材で、フリーライターとしての活動を開始。以後、バスケットを専門に現在はBリーグ（B1～B3）、Wリーグ、3ｘ3など多くのカテゴリーを欲張っているため、特に秋から春にかけては毎週末が取材で埋まる一方、2016年のＢリーグのスタート以降は原稿執筆のため自宅に引きこもる時間も増え、体重が20キロ増えたことに悩んでいる。
≫「X」アカウント
https://twitter.com/Akhk_Yskw