アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

JDリーグ 本庄ラウンド 戸田中央メディックス埼玉vs太陽誘電ソルフィーユ
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JDリーグ 本庄ラウンド 戸田中央メディックス埼玉vs太陽誘電ソルフィーユ

相手のミスから得点し、ホームへ帰ってきた須田選手-Journal-ONE撮影

両チーム同点から膠着状態となった試合は、1点で決着が付きそうな雰囲気となってきた。すると6回表、太陽誘電の攻撃を前に戸田中央が継投に出る。イーナン投手から推しのソ増田 侑希投手をマウンドに送った。

東地区の防御率1.96(3位)と、戸田中央躍進の立役者の一人である増田投手は、飛躍した今シーズンの実力を遺憾なく発揮して三者三振と完璧なピッチング。相手を圧倒した増田投手の好投で、試合の流れは徐々に戸田中央に傾いていく。

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相手の勢いを止め切った増田(戸田中央)-Journal-ONE撮影

すると、増田投手好投直後の6回裏、先頭の4番・Sahvanna Jaquish(サバンナ・ジェーキッシュ)選手が、フルカウントからレフト方向に大きな打球を放つ。一瞬、ポールを巻いたかに見えた大飛球は惜しくもファール。

太陽誘電にとっては一瞬ヒヤリとした場面だったが、次の球をしっかりと見切ったサバンナ選手は、四球で勝ち越しの走者として出塁を果たした。続く5番・糟谷選手は送りバントを一発で成功させてランナーを得点圏に進めた。1死二塁で6番・武富選手も四球で出塁し、前の打席に3ランホームランを放った遠藤選手に回した。

先ほどの長打から一転、コンパクトにミートした遠藤選手の打球はセンター前に抜けるヒットとなり1死満塁。勝ち越しの絶好のチャンスを広げた。

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上原からバトンを繋いだ曽根(太陽誘電)-Journal-ONE撮影

ここで太陽誘電の山路 典子監督がピッチャー交代を告げると、マウンドには推しのソ曽根 はん奈投手が上がった。

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決勝タイムリーヒットを放った今田(戸田中央)-Journal-ONE

1死満塁の場面で上原投手からマウンドを託された曽根投手は、8番・三輪選手を見逃し三振に抑えて2死満塁とモメンタムを奪い返す。ここで今度は福田監督が動き、代打・今田 まな選手を打席に送る。

2アウトで内野を抜けば点が入る状況だったので、コンパクトに振っていくことを意識した」と振り返った今田選手は、フルカントまで粘った末にアウトコースをレフト前に運び、遂に戸田中央が1点を勝ち越した。

この安打で二塁走者も一気にホームを狙ったが、ここはレフト・中村 瑠衣選手の好返球が追加点を阻む。最小失点で切り抜けた太陽誘電は、最終回の攻撃に向け円陣で気合いを入れ直した

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レフトの中村選手の好返球で1失点に抑えたプレー-Journal-ONE

そのまま増田投手の勢いは止まらず、最終回を三者凡退に抑えて1点を守り抜き勝利。チャンスで一本を決め切る勝負強さで、戸田中央が地元・3連戦の2勝目を挙げた。

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勝利を決めて歓喜のハイタッチ-Journal-ONE撮影

プレーオフに向け、ベテランも若手も躍動している戸田中央。明日の最終戦に勝てば、地元開催の試合を全勝でシーズンを終えることになる。

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地元大会・2連勝で最終戦に臨む戸田中央の選手-Journal-ONE撮影

MWP賞を獲得した今田選手は「お互いプレーで助け合うことができている。今はチームの状況がとてもいいので、地元の声援を力に変えて明日も勝利したいです」とスタンドに手を振って声援に応えた。

アクセス
①ケイアイスタジアム
  • 上越新幹線 本庄早稲田駅−タクシー 7分
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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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