アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

ホンダ リヴェルタの吉田彩夏内野手。ジャーナルワン撮影
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ニトリJDリーグ プレーオフ ホンダvsSGホールディングス

2試合を1失点で抑えたジェイリン-棚町バッテリー勝利の抱擁-Journal-ONE撮影

やり切ったシーズンと届かなかった思い – 加藤 愛監督

鬼門だったプレーオフ1stラウンドを戦わないよう、リーグ戦2位以上にこだわり続けたSGホールディングスの加藤 愛監督が報道陣の前に姿を現わした。

「ここ(プレーオフ2ndステージ)を目指すために、リーグ戦2位にこだわった訳ではない。これだけ万全に準備し、成長した選手たちは良くやってくれたのに・・・」と、目に光る涙を拭い言葉を詰まらせた。

ニトリJDリーグ プレーオフ ホンダvsSGホールディングス

届かなかったDSに感極まる加藤愛監督(SGH)-Journal-ONE撮影

超・銀河系軍団の影に隠れていた日本人選手たちが躍進した今シーズンは、過去2シーズンで報道陣に話した総括とは比べものにならない程の悔しさがにじみ出ている。

「私がもっと厳しくしていかなければ・・・」と、すぐ目の前まで来ていたダイヤモンドシリーズの舞台を逃した原因を問われ、絞り出すように答えた加藤監督だった。

共同インタビュー後、帰国の途に就くキャスリン投手、エリカ選手と抱擁を交わして今シーズンの健闘を讃え合った加藤監督。Journal-ONE編集部に、「(ダイヤモンドシリーズに出るためには)何が足りないと思います?」と、笑顔で逆質問する。

シーズン序盤から、ベテラン、若手全ての日本人選手が随所に活躍を見せ、着実に勝ち星を積み重ねてきた2024シーズン。後半戦開幕の札幌ラウンドで、東地区の強豪 “ビックカメラ高崎ビークイーン” “戸田中央メディックス埼玉” に連勝すると、第11節(10月5日)には西地区首位を独走する “トヨタレッドテリアーズ” に競り勝つなど、プレーオフ、ダイヤモンドシリーズに向けた手応えは、観ているものにも充分に伝わっていた。

ニトリJDリーグ プレーオフ ホンダvsSGホールディングス

一からチームを作り直してリベンジを誓う二見主将(SGH)-Journal-ONE撮影

「チームを離れる選手、新たに加入する選手、また一からチームを作り直していく」と話した二見主将の言葉に添え、「リーグ戦でも今日の試合でも、あと1点、あと1本、あとワンプレーをやり切れるか否かが大事であることは痛感している。もう一度、さらに上を目指してチームを成長させていきたい」と前を向いた加藤監督は、いつもの爽やかな笑顔に戻り、次なる目標を語ってくれた。

昨年置いてきたものを取りに行く – 加藤 一秀監督

「このシリーズは、二連戦をジェイリンに任せると決めていた」と切り出した、ホンダの加藤 一秀監督。連日の接戦を制した疲労感を見せず、笑顔で記者会見に臨んだ。

「自分の現役時代もそうだったが、トーナメント戦では何が起こるか分からない。どんな状況にも対応できるよう、走攻守にバランス良く磨きをかけてきた」と、自慢の強力打線に隠れた守備力の高さが勝負を分けたこの試合を振り返る加藤監督。

ニトリJDリーグ プレーオフ ホンダvsSGホールディングス

昨シーズンのDSでの雪上に燃える加藤一秀監督(ホンダ)-Journal-ONE撮影

昨シーズンのダイヤモンドシリーズ準決勝、ビックカメラ高崎との大一番では、この日輝いたジェイリン投手の投球と、野手陣の堅守が序盤に乱れた “苦い経験” をしっかりと修正した。

名古屋に乗り込む意気込みについて聞かれると、「昨シーズンのチャンピオン。後藤投手、ファライモ投手を擁する強力投手陣は特に素晴らしい」と現在王者に敬意を表した加藤監督は、「ダイヤモンドシリーズは、ワンプレーでの展開の変化が他の試合とは大きく異なる。ひとつひとつのプレーを大事に、昨年の経験も活かして借りを返したい」と、ホンダのソフトボールを貫く決意を語った。

ダイヤモンドシリーズも投げ抜く覚悟 – ジェイリン投手

「連投で疲れはあるが、打者の目線を慣れさせないよう、高低と緩急を使って棚町捕手のリードどおりに投げ切れた」と試合を振り返ったジェイリン投手。

試合後にはベンチで棚町捕手と会話をしながら、ベンチに寝そべるポーズを取るなど、”ゾーン” から解き放たれて感じる疲労感は想像に難くない。

「夢である日本一になるため、ダイヤモンドシリーズも連投は辞さない」と決意を語るジェイリン投手。”好物の日本食” の一つとして紹介してくれた「ブラックサンダーは、名古屋の近く(豊橋)のスイーツなので、それを食べて頑張ります」と、記者団たちの笑いを誘う。

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