「元MLBプレーヤーであるイチローさんの、『特別なことをするために、特別なことをするのではない。特別なことをするために、普段通りの当たり前のことをする』という言葉に感銘を受け、それを日々実践しています」と、話す望月選手。「毎日の練習を、ダイヤモンドシリーズ決勝の場面だと思って取り組んでいます。ですから、開幕戦でもプレーオフでも緊張することはありませんでした。皆さんも、是非このマインドセットを試してみてください」と、後輩たちにエールを送ってくれた。
プライベートについても少し･･･
ソフトボールに真摯に取り組む望月選手だが、その力の源は「お母さんの手料理」とのこと。
「山梨県が誇る郷土料理 “ほうとう” は、それぞれに家庭の味があるのです。私の家では、大好きなカボチャと椎茸をたっぷりと入れた、母特製のほうとうです。これを食べると、本当に力が湧いてきます（笑）」と、大好きな食べ物を嬉しそうに説明してくれた。
マインドセットするためのオフの過ごし方についても聞いてみると、海の無い山梨県出身ならではの “ハイキング” と、その真逆の “海釣り” を挙げてくれた望月選手。
地域貢献活動でのふれ合いもマインドセット-JournalｰONE撮影
「海に近い静岡県のチーム、NECに入団した時からすっかりハマっています！今年のオフも、二見（亜希主将）と山本（星選手）、藤原（麻由選手）と一緒にカサゴを大量に釣り上げてきました」と、オンオフの切り替えの上手さも披露してくれた。
人生の波を楽しみ、ソフトボールを楽しむ望月選手は、早くも次なる目標「ダイヤモンドシリーズに進出して日本一になる」に向けて動き出している。2025シーズンに向け、更なる進化を遂げるであろう “SGホールディングスギャラクシースターズ” と、望月 朱里選手に注目してみてはいかがだろうか。
＜望月 朱里選手プロフィール＞
1994年1月12日生まれ。山梨県甲府市で小学生4年生から軟式野球を始め、甲府西中でソフトボールに出会う。山梨学院大学附属高校ではインターハイベスト8、山梨学院大学ではインカレに出場するなど活躍し、2016年に大和電機工業ソフトボール部に入部。2019年に1部リーグのNECプラットフォームズに移籍し盗塁王を獲得するも、2021年を以て引退。2024年、JDリーグ・SGホールディングスギャラクシースターズでソフトボール界に復帰すると、この年の活躍を認められて特別賞 “Wow! Exprience賞” を初受賞。
