2025年に4v4のアジアカップを予定…新競技の未来
JAPAN CUPはスペシャルマッチのあとレジェンド同士の一戦を終えて、盛況のうちに幕を閉じた。2023年の第1回大会以上に小学生年代の選手、アーティストが活躍する場面が増え、4v4が掲げる“次世代のためのチャレンジの場”というメッセージを強く印象づけた。本田も大会を振り返って「子どものエンターテイナーの方たちも関わってくれて、より4v4の試合自体も盛り上がったと思います。トータルで(JAPAN CUPを)ショーとして見せられた」と大会を総括している。
そして話は海外展開に広がり、来る4v4のアジアカップ開催にも言及。本田は「先走って言っているので明確に決まっていることはなくて」と前置きした上で「2025年の夏にやりたいという強い希望を持って、約10カ国と代表チームを決めていくプランで動いております」と明かした。
また、4v4が3人制バスケットボール「3×3」のルールを参考にして作られたように、今後もサッカー界には無かった要素を取り入れて、より魅力的な競技へしていく展望も語った。今回、試合中に音楽をかける演出は、Bリーグやバスケットボール界からアイディアを持ってきたそうで「アメリカのバスケットボールがすごく人気の理由はエンタメ要素が多くて、上手く良い形にしているのが今のBリーグだと聞いています」と話した上で、こう続けた。
「サッカーは言うまでもなく世界一のスポーツだと信じていますし、今後も続くと信じているんですが、危機感を持たないといけないという気持ちもあります。周りにはサッカーを見に行かないという知り合いもいるので、そういう人たちを取り込もうと思うと、普通に良いサッカーをするだけでは足りない。サッカーへくぎ付けにならなくても、楽しんで過ごせる。そういうような環境を作りたいと思います」
サッカー界の力と、それに留まらない柔軟な発想の融合によって、競技の魅力が創られていると改めて印象づけた「4v4 JAPAN CUP 2024 RESPECT YOU, au」。これから日本一の先にある挑戦の場で、子どもたちの可能性がどう引き出されていくのか。新しいサッカーが描く未来がさらに楽しみだ。
≫「X」アカウント
https://x.com/Words_Motion