アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

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試合中に川真田選手がベンチでチームを鼓舞する‐B.LEAGUE提供

最初から最後まで緊迫した試合を魅せた‐B.LEAGUE提供

最後まで何が起きるかわからない展開が続く中、試合がついに動いた。残り4分からキング選手が放ったシュートで逆転に成功したあと、そこから一瞬も見逃せないシーソーゲームが続いていた。初勝利に向けてライジングチームの八村 阿蓮選手(群馬クレインサンダース)が残り1分で勝ち越しの3ポイントシュートを見事に決めて、それをチームで守り抜き試合は124-121でライジングチームは悲願の初勝利を収めた。

見事初勝利を挙げた瞬間のライジングチーム‐B.LEAGUE提供

劇的勝利を喜び合うライジングチームの選手たちは、共に戦い抜いたアジアチームの選手とも握手を交わした。両チーム最多28得点をマークしたライジングチームの佐土原選手は「この戦いはライジングチームは1回も勝ったことがないと聞いていました。意地でも勝ちたいという選手の気持ちが結果に繋がったんだと思います」と試合を振り返り、ファンからの歓声に手を振って応えていた。

Uー18世代の若きホープたちが激闘

19日(日)に行われたのは、Uー18の高校生世代が集結し、所属チームの地域を問わずに戦力均衡を加味したチーム分けで行われたHOLIOS vs JADEの一戦。

JADEチームの円陣‐Journal-ONE撮影

HOLIOSチームも円陣で士気を高める‐Journal-ONE撮影

試合が始まり、最初の得点を入れたのはHOLIOSの関谷 間選手(千葉ジェッツ Uー18)。そこから一気に試合が進んでいき、第1クウォーターは14‐18と互角の結果に。第2クウォーターにはJADEの阿部 竜大選手(レバンガ北海道 U18)の活躍もありり、一時は逆転する展開になったがクウォーター終了時には35‐43と点差が付きHOLIOSがリードして後半へ。

迎えた第3クウォーターでは、開始からJADEがポイントを確実にとっていき、倉光 晴選手(秋田ノーザンハピネッツ U18)のスリーポイントで逆転に成功。その後それぞれ得点を重ねるものの、リードを奪ったままJADEが60‐59で最終クウォーターを迎えた。

見方に手を貸すチームメイトたち‐B.LEAGUE提供

積極的な攻撃で隙を作らない‐Journal-ONE撮影

ここまでロースコアで進んできた試合だったが、第4クウォーターはHOLIOSの攻撃が爆発。今西 優斗選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)や佐取 龍之介選手(琉球ゴールデンキングス)が活躍し、最終的には78‐87と9点差でHOLIOSが勝利した。

試合後にJADEキャプテンの阿部選手は「高校生でこの最高の舞台で試合ができて本当に楽しかったですし、Bリーグのスタッフや関係者の皆さんに感謝したいです」と試合について振り返った。

HOLIOSキャプテンの今西選手は「スキルもメンタリティも良いものを持っている選手が集まっているので、そこを高校生らしく出し切って全力で戦えたことは良かったと思っています」と話した。

今西選手もチームをまとめる大事な役目‐B.LEAGUE提供

最後に「選手が頑張れているのはファンの皆さまや関係者の方々のお陰なので、こういう機会をいただけて感謝しています。これからも応援よろしくお願いいたします」と関谷選手がファンへコメントをして試合を締めくくった。

次回の記事ではついにメインイベントとなる ”りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2025” の試合の様子をお届け。会場中が笑顔で包まれた試合の様子もぜひJournal-ONEウェブサイトで。

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