B.LEAGUE新アリーナが熱い
りそなグループ B.LEAGUE 2024-25のB1リーグ戦はAll Star Gamesが終わり、後半戦に突入。そのAll Star Gamesが開催された千葉県船橋市にある“LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)”と同じく、日本各地に続々とオープンしている新アリーナが地域を元気にしている。
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2024年10月開業のHAPPINESS ARENA-JournalーONE撮影
来年のAll Star Gamesの開催地、JR長崎駅から北に900m、長崎電気軌道(路面電車)の停車場が目の前の好立地に2024年10月14日にオープンした“長崎スタジアムシティ”。その一角にある”HAPPINESS ARENA(ハピネスアリーナ)”は、“長崎ヴェルカ”のホームアリーナとして使用されている。
5,435人のファンを集めた10月4日の第1節で勝利した長崎ヴェルカは、ここまで計18試合を満員のファンが見守るハピネスアリーナで戦った。12月18日、西地区の強豪“島根スサノオマジック”に勝利しハピネスアリーナでの成績を6勝8敗として2024年を締めくくった長崎ヴェルカだったが、2025年に入ってからは4連敗中。地元・長崎のファンも長崎ヴェルカの勝利を心待ちにしている。
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マスコットのLUCA(ルカ)と写真に収まる小学生ファンも試合を心待ちに-JournalーONE撮影
長崎ヴェルカ
1月終了時、14勝19敗(勝率.424)とB1西地区6位に付ける長崎ヴェルカ。アウェイで8勝7敗と勝ち越しているだけに、ホームゲームでもその流れを掴みたいところ。
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強豪・島根を迎えホーム連勝を期す長崎ヴェルカの選手たち-JournalーONE撮影
長崎ヴェルカの注目選手は、リーグ3位の平均得点18.4を挙げ、出場時間も1,000分を超えるチームの柱、#7ジャレル・ブラントリー選手。大学卒業後、NBA(北米プロバスケットボールリーグ)ドラフト2順目指名(全体でも50位)を受けた逸材だ。
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攻守に存在力を見せるジャレル・ブラントリー選手(長崎)-JournalーONE撮影
更に、チームトップの平均得点19.8とアシスト4.3の#13マーク・スミス選手、平均リバウンド7.7の#0スティーブ・ザック選手、リーグ3位のブロック1.4を誇るFIBAバスケットボール・ワールドカップ2023年のフィリピン代表・#15エージェー・エドゥ選手など外国人選手の活躍が目立つ。
しかし、長崎ヴェルカの超注目選手は何と言っても、2023年のFIBAバスケットボール・ワールドカップ、2024年のパリオリンピックで日本代表を務めた#18馬場 雄大選手だ。チーム3位の平均得点数15.8、出場時間もチーム3位の777分と人気に違わぬ活躍を見せてくれている。
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長崎ヴェルカのエース・馬場雄大選手は抜群の人気も誇る-JournalーONE撮影
同じく日本人選手では、#99川真田紘也選手のプレーにも注目だ。馬場選手と共にAll Star Gamesに出場した川真田選手の特徴は、何と言っても204cmの長身を活かしたパワー溢れるゴール下のプレー。屈強な外国人選手たちが居並ぶC(センター)のポジションで当たり負けしない川真田選手は、将来の日本代表にとっても欠かせないプレーヤーだ。
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”マイキー”の名で人気の川真田紘也選手(長崎)-JournalーONE撮影
春節シリーズは特別ユニで
中華圏の旧正月“春節”と重なった2月1日、2日。期間中100万人を超える観光客が訪れる“長崎ランタンフェスティバル”の開催期間中でもある長崎市内は、春節を祝う赤い提灯や、飾り付けに溢れ異国情緒が漂っている。