卓球は年齢や性別を問わずに愛されているスポーツで、遊びでプレーしたことがある人は多いはずです。しかしルールをしっかりと押さえている人は少なく、試合や公式戦に出るときはルールを正しく理解しておかなければいけません。
卓球は長年の歴史の間で、常にルール改正が行われています。改正に改正を重ねた結果、卓球は以前よりもスリリングで楽しいスポーツに進化しました。
本記事では卓球をより楽しめるように、基本知識やルールなどを詳しく紹介します。試合でペナルティが科されないためにも、卓球のルールをしっかりと把握しておきましょう。
卓球の基本知識
卓球を始めるなら、ラケットとボールを揃える必要があります。卓球のラケットはボールを打ち返す木の板に、ラバーと呼ばれる薄いゴムを貼ったものです。
ラケットは最初からラバーが貼られたものだけでなく、木の板とラバーを別々で購入し、自分でカスタマイズできるようになりました。
ほかには、構えもグリップと同じくらい大切で、基本姿勢からプレーが始まり、終わったら基本姿勢に戻ります。
ラケット
卓球を始めるにはラケットが必須で、ラケットにはシェークハンド型とペン型の2種類があります。
まずシェークハンド型は、握手をするように握るタイプのラケットです。グリップの形状にはさまざまなタイプがあり、大きさや握り心地などで自分の手に馴染むものを選べます。
ラバーは表と裏の両方に貼らなければならず、どちらかは必ず黒のラバーを貼らなければいけません。
次にペン型は、ペンを握るように持つラケットです。ペン型には日本式・中国式・反転式の3種類があり、日本式は表面のみラバーを貼り、中国式と反転式は裏面にもラバーを貼って表と裏の両方を使います。
ボール
卓球をするにあたり、ラケットだけでなくボールも欠かせません。卓球ボールには硬式球と公式球の2種類があり、いずれもサイズや重量は一緒です。
- 直径4cm
- 重量2.7g
卓球ボールは基本的に、試合や練習を問わず硬式球が使用されます。公式球は試合にのみ使用され、国際卓球連盟や日本卓球協会の認可を得ています。
公式球は硬式球の中でも品質がほぼ一緒で、通常の硬式球は品質がメーカーごとに異なりますが、手頃な値段で手に入りやすいことがメリットです。
コート
卓球のコートとは卓球台の表面を指し、地面と水平になるように設置されています。公式サイズは長さ2.74m×幅1.525m×高さは76cmで、ネットの高さは15.25cmです。
台の両端にはネットサポートと呼ばれる支柱が付いており、ネット上部の紐をサポートに渡して固定します。
卓球の基本ルール
卓球を楽しくプレーおよび観戦するには、基本的なルールを押さえておくことが大切です。本章では卓球の基本的なルールを紹介するので、卓球をより楽しむためにも把握しておきましょう。
試合の流れ
卓球はサーブが入ったところから試合が始まります。サーブは自分のコートに1回、相手のコートに1回バウンドさせることが大切です。
トスをするときの条件は、ボールを真上に16cm以上上げて相手にボールを視認させなければいけません。2球目以降は自分のコートに1回バウンドした後に、相手のコートにバウンドするように打ち返す仕組みで、どちらかが返球に失敗するまで続きます。
ラリー
卓球では自分が打ったボールが支柱やネットをかすり、相手のコートに入った現象をネットインといいます。正しく返球できればラリーが続行されますが、サーブがネットインしたときはやり直しです。
得点・勝敗
卓球は1ゲーム11点制で、公式戦では3~5ゲームを先取した選手が勝ちとなります。サーブは勝敗に関係なく、2回ずつでの交替です。
卓球では得点が10対10になることをデュースといい、デュースになった後は2点差が付くまで試合を続けます。一般の大会では5ゲームズ、国際大会やオリンピックでは7ゲームズであることが多いです。
休憩
卓球では1試合ごとに1回だけ、1分以内の休憩時間を設けられます。休憩を要求するときは、両手で「T」の字を作って合図を送ってください。
休憩中はコーチからアドバイスを受けたり、水分補給をしたりなどができます。また点数の合計が6の倍数になったときと、最終ゲームでチェンジエンドしたときに、タオルが使用できることも要チェックです。
卓球の反則のルール
卓球の反則ルールはとても細かく、何気ない行動が反則と見なされてしまいます。基本的にはボールを足や腕で打ち返すこと、ラバーが貼られていない面で打ち返すこと(ペン型に限る)は反則です。
ただし相手から来たボールを打ち返すときに、手に当たってしまった場合はそのまま打ち返しても問題ありません。
卓球のサーブのルール
卓球のサーブは、ボールを垂直に16cm以上上げてラケットで打つことが基本です。サーブのときはボールを必ず16cm以上上げなければならず、しっかりと高く投げることで正しいサーブを打てるようになります。