ピックルボールはバドミントンと同じ広さのコートで、テニスやのようにラケットでボールを打ち合うスポーツです。もともとはアメリカ発祥でしたが、近年では日本でも注目されるようになり、2024年7月には愛知県で国際大会が開催されました。
テニスやバドミントンの要素が織り交ぜられたスポーツで、激しすぎず緩すぎない運動量でプレーを楽しめます。ボールは空気抵抗を受けやすいようにデザインされており、ルールを押さえれば楽しんでプレーしやすいです。
本記事ではピックルボールの基本ルールやルール変更の歴史、シングルスとダブルスの違いを紹介します。後半ではピックルボールに関するQ&Aも掲載しているので、ピックルボールに興味がある人はぜひご一読ください。
ピックルボールの概要
ピックルボールはパドルというラケットを使用し、プラスチック製の穴が開いたボールを打ち合うスポーツです。バドミントン・卓球・テニスの要素をかけ合わせたようなスポーツで、年齢や性別を問わず多くの人が楽しめます。
消費カロリーは1時間あたり300~600キロカロリーと言われており、ダイエットにも最適です。激しすぎず緩すぎない運動量で、ルールをしっかりと覚えれば安全にプレーができます。
道具
ピックルボールはパドルとピックルボールが必要で、一般向けだけでなく初心者向けのセットも販売されています。パドルのデザインは自由度が高く種類が豊富です。自分に合うパドルを選ぶときは、握りやすさや軽さに注目してみてください。
ボールはプラスチック製で穴が開いており、空気抵抗を大きくすることでボールのスピードを抑えています。交換のタイミングはボールが割れたときで、ボールが割れると音やバウンドに影響するので、割れてしまったら素交換しましょう。
コート
ピックルボールのコートは長さ13.4m×幅6.1m(44ft × 20ft)で、バドミントンのダブルスコートと同じ広さです。ただしバドミントンコートと中の線の位置が少し異なります。
中央にはテニスコートのようなネットが設置され、中央の高さは86.3cm(34 in.)、両端は91.4cm(36 in.)です。テニスより5~10㎝ほど低い特徴があります。
得点と勝敗
ピックルボールは1セット11点先取で、3セットもしくは5セットマッチで行われることが一般的です。ただし10対10になったときは、テニスのデュースと同じ条件で2点差が着くまでプレーが続きます。
ピックルボールの基本ルール
ピックルボールでは、コートの中心にはネットを張り、ゲームの種類はシングルスとダブルスの2種類があります。
大きい卓球もしくは小さいテニスとイメージ付ければわかりやすいです。本章ではピックルボールのルールについて紹介するので、ピックルボールを始めたい人は参考にしてみてください。
サーブ
ピックルボールのサーブは下から打つのが基本で、手首が腰より低い位置にある状態で打たなければいけません。ボールを打った場所が、手首より高ければアウトと見なされます。
自分のチームがポイントを取り続ける限り、同じ人がサイドを変えながらサーブを打つ流れです。相手にポイントを入れられたときは自分のチームのもう1人の選手にサーブ権が渡り、さらに相手にポイントを入れられたら相手チームにサーブ権が渡ります。
ツーバウンドルール
ピックルボールにおいて、ボールがサーブでバウンドしたときをワンバウンド、レシーブでがバウンドしたときをツーバウンドと呼びます。自分が打ったサーブを相手に打ち返すときは、必ず1バウンドしてから打ち返すことが条件です。
ツーバウンドが終わってから3球目はノーバウンドと呼ばれ、ボールがバウンドしていなくても相手にレシーブできます。
ノンボレールール
ピックルボールではネット付近のノンボレーゾーンに入ったり、ゾーンでボールを打ち返したりしてはいけません。ただし、ノンボレーゾーンでバウンドしたボールは返球できます。
ラインのコール
ピックルボールでは、コートのライン上にボールが落ちていればインですが、ボールがラインの外側に落ちたときはアウトです。サーブでボールを打つときは、ノンボレーゾーンより先にボールを落とさなければいけません。
フォルト
フォルトはルール違反に見なされる行為で、フォルトになったときはプレーを中断しなければいけません。自分のチームがフォルトになった場合は相手チームのポイントになり、サーバーの交代もしくはサーブ権が相手チームに渡ってしまいます。
主に自分が打ったサーブが相手のコートの指定エリアに入らなかったり、レシーブがネットに引っかかったりしたときはフォルトです。ほかにも自分が打ったボールが相手の身体や顔に当たることや、ネットやポストを直接触るとフォルトと見なされます。