MAAAOは「いまは一部の小中学生にしか教えていませんが、学校で教える機会をもっと増やしていけたら良いなと思います。未来のDリーガーになりたいという子を育てたいという思いがあります」と語る。KANAUもその気持ちは同じだ。

未来のDリーガーに期待を膨らませるKANAU-Journal-ONE撮影
「品川区内の小学生、中学生にダンスを教える活動をやれればいいなと思います。僕たちよりも下の世代の子たちに魅力を伝えたい。いずれ区民の子どもたちの中からDリーガーになりたいという子たちが出てきたら、自分たちもやってて良かったと思えるし、とても素敵じゃないですか。すごく強く思っています」
結成当初、地域活動に手探りだった姿は微塵もなく、まちを好きになり、品川区での認知を少しずつ広げてきたセガサミールクスのダンサーたち。とある商店街を見上げれば街角にはチームのフラッグが掲げられ、掲示板に目を向けるとセガサミールクスが掲載されたチラシが貼られている。KANAUが「張り紙(チラシ)に載るとは思わなかったです!」と笑うが、それも地域に知られるきっかけのひとつ。本番ステージで輝くだけでなく、地域のあらゆる場所で活躍する様子によって、プロとしてダンスの魅力を伝え、ファンを増やし、まちからより一層、必要とされる存在になるのだ。
そして、地域に根差した活動の先に、品川生まれのDリーガーが生まれる日も遠くないはずだ。
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