そんなコートに渡邊選手とか千葉ジェッツの選手たちがふらっと現れて、地元の子たちとピックアップゲームをするような世界が生まれたら最高だと思っています。ケビン・デュラントらのNBAプレーヤーもニューヨークのラッカーパークに行って試合をしたという話を聞いたこともあります。コートを作るのは夢ですし、みんなに楽しいと思ってもらえる場所を作れれば、目に見える形でまちへ恩返しになると思っています。

コートに立つ田代選手がやりたいこととは-Journal-ONE撮影
―― いいですね!コートがあって、田代選手、渡辺選手、富樫選手らがふらっと来て、バスケをやっている光景が楽しみです。LaLa arena TOKYO-BAYの前にもコートありますし、素敵ですよね。
田代)そういうのは僕たちの時代には想像できなかったので、小さな子たちの夢や憧れる場所にできればと思います。やっぱりコートがあれば、みんなで「あそこ行こうぜ」ってなりますよね。
―― 間違いなくなると思います。コートの原体験は、キングス時代に沖縄にいた経験も大きいのかなと思うのですが、いかがでしょうか。
田代)それはあるかもしれないです。どこに行ってもコートがありますからね。例えば、海沿いのビーチの横にコートがあって、少年たちが遊んでるんです。そこで軍人の方たちとのピックアップゲームがあったり、高校生と中学生同士のピックアップゲームが始まったり、それが沖縄バスケのカルチャーの一部になっていました。そんなカルチャーの作り方も面白いと思うんですよ。
―― 田代直希コートが、千葉のバスケットボールカルチャーの発信地になることを期待しています。
田代)それが出来たら、本当に最高です。だから、宝くじを買いに行きます!当てますよ、僕、ラッキーな男なので!

田代選手の今後の活躍にも期待が膨らむーJournal-ONE撮影

≫「X」アカウント
https://x.com/Words_Motion
[写真]=Nobuhiro Fukami