アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

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ユース育成特別枠で公式戦だけ行くという運用にはクラブとして絶対したくありませんし、トップチームのプロ選手たちも示しがつかないじゃないですか。ユースの選手とは言え、トップチームの選手と練習から戦って、コートに立つ資格を得てほしいというが、ユーススタッフやトップチームの池内 勇太ゼネラルマネージャーの思いです。

「千葉ジェッツ愛がある選手を」輩出へ

――  一方で学業面のケアはされているのでしょうか。

学校の成績は、定期的に把握しています。進路のサポートもありますし、我々は勉強もバスケットボールも、どちらもモチベーション高くやってほしいと考えています。常々、選手たちには自分たちにとって必要なものは何なのかを考えてほしいと思っています。

――  昨秋から千葉ジェッツのホームはLaLa arena TOKYO-BAYになりました。目指す大きな舞台ができたことは、 ユースの選手たちにどんな影響を与えていますか。

本当に夢を与えてくれています。アリーナができて以降、彼らから「プロになりたい」という熱意を一段と感じますし、アリーナでトップチームが活躍していますので、子どもたちがプロになったときに見える景色が大きなものになっています。

ららアリーナの存在はユース選手にとってもいい刺激になっているだろうーJournal-ONE撮影

――  昨年12月にはユースの試合もLaLa arena TOKYO-BAYで開催されました。皆さん、とても緊張されたようで。

こちらもビックリするぐらい、選手たちは緊張していました(笑)。でも、ユースの試合だけで1,000人ぐらいのお客様に来ていただけるとは、今までだと考えなられなかったので、嬉しいですよね。

それにプロチームや選手は、バスケだけやればいいのではなく、自分のキャラクターを見てもらったり、チームとして良い雰囲気を感じてもらったりして、お客様に楽しんでいただくのが、あるべき姿の一つだと思います。年末の試合は、そういうことを彼らが間近で意識できる機会になったと思っています。

――  大久保さんが、ヨーロッパで見た光景が入社5年でほんの少しだけ見えかけてきたようにも思えます。昨年は「インフロニア B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2024」で初めて準優勝もされて、成長を感じるのではないでしょうか。

まだまだ足りませんが、U18を立ち上げたときは最初8人しか集まらず、プレーできるのは6人だけ。試合でメンバー交代するのも大変で、初勝利までに5ヶ月ぐらいかかったことを思うと、4年間でここまで来られたのはクラブや選手たち、パートナー企業の皆さまなど周囲の協力あってこそです。これからがもっと楽しみですね。 

我々としてはやはり選手が育つ環境作りにこだわりたいです。本気でやればプロになれるという道筋を作って、プロを輩出する。ユースの土台は少しずつできてきたので、これからはより濃いユースの文化を作りたいと思います。

これから千葉ジェッツユースからどんな選手が活躍するのか、とても楽しみだーJournal-ONE撮影

――  8人で始まった千葉ジェッツユースも、次のフェーズに進む。そんな未来になっていくんです。

少しずつチームに共感してくれる選手が増えて、ここまでやって来られました。その中でも、U15から上がってくれた選手たちが文化を作るのに助けてくれたんですよね。今シーズンで言えばオンコートキャプテンの崎元 颯と、オフコートキャプテンの染谷 陸斗はU12がユースではなく、スクールで活動していたときに来てくれて、ずっとジェッツの選手でいてくれました。

そんな“ジェッツ愛”がある選手を、これから一人でも多く輩出していきます。

■記者プロフィール
大橋 裕之
WordsMotionという屋号でライター・編集者。バスケットボールが多め。アーバンスポーツの3x3バスケをはじめ、BリーグやDリーグを取材するほか、スタートアップ領域や新規事業領域のビジネス系インタビューも実績あり。企画も考え、コンテンツ制作に伴走します。

≫「X」アカウント
https://x.com/Words_Motion

[写真]=Nobuhiro Fukami
アクセス

ロックアイスベース

  • 住所
    千葉県八千代市大和田新田103-5
  • TEL
    academy@chibajets.jp(千葉ジェッツロックアイスベース校)
  • アクセス
    東京駅 - 徒歩 約3分 - 大手町駅 - 東西線 約24分 - 直通 - 東葉高速線 約14分 - 八千代緑が丘駅 - 徒歩 約3分 - 緑ヶ丘駅 - 東洋バス 約5分 - ロックアイスベース前下車
  • その他
取材・文:
大橋 裕之( )
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