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Journal-ONE | 卓球ノジマTリーグ女子の優勝を飾った日本生命レッドエルフ
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卓球ノジマTリーグが熱い

ノジマTリーグ 2023-2024シーズン プレーオフが、国立代々木競技場第二体育館にて開催され、男子はレギュラーシーズン1位の木下マイスター東京が、4回目の優勝。女子はレギュラーシーズン2位の日本生命レッドエルフが、5回目の優勝で幕を閉じました。

Journal-ONE | 卓球Tリーグ男子は木下舞スターズが優勝

男子は木下マイスターズが優勝-小野寺俊明撮影

Tリーグは日本卓球の強化を目的に、2018年10月に開幕した卓球のリーグで団体戦で行われ、今シーズンが6シーズン目。男女6チームずつ、各チーム20試合のレギュラーシーズンを戦い、上位3チームがプレーオフに進出。プレーオフでシーズンチャンピオンを争うというレギュレーションです。

試合は第1マッチがダブルス、第2~4マッチがシングルスで、先に3マッチを獲った方が勝利。2-2になった場合は、ビクトリーマッチという1ゲームだけの試合で勝敗を決めます。

◆男子参加チーム

・T.T彩たま

・木下マイスター東京

・金沢ポート

・静岡ジェード

・岡山リベッツ

・琉球アスティーダ

◆女子参加チーム

・木下アビエル神奈川

・トップおとめピンポンズ名古屋

・京都カグヤライズ

・日本生命レッドエルフ

・日本ペイントマレッツ

・九州アスティーダ

Journal-ONE | 卓球ノジマTリーグ女子の優勝を飾った日本生命レッドエルフ

Tリーグ女子優勝の日本生命レッドエルフ-小野寺俊明撮影

男子セミファイナル:レギュラーシーズン3位の岡山リベッツが下剋上

男子セミファイナルは、レギュラーシーズン2位の琉球アスティーダ、3位の岡山リベッツの対戦となった。

琉球は昨シーズンのチャンピオンチームであり、パリ五輪代表で日本のエースである張本 智和が所属している。対する岡山は1stシーズン以来のプレーオフ進出となった。

両チームのオーダーは琉球が張本、吉村 真晴(リオ五輪団体銀メダリスト)に、ジョ シンコウ、シュウ ユウ(ともに元中国代表)。一方の岡山は丹羽 孝希(リオ五輪団体銀、東京五輪団体銅メダリスト)、吉山 僚一、ハオ シュアイ、ヤン アン(元中国代表)。ともに日本人2名、中国人2名の構成となった。

Journal-ONE | 卓球Tリーグの男子準決勝ではパリ五輪代表の張本智和が敗退

パリ五輪代表の張本智和は準決勝で敗退-小野寺俊明撮影

戦力的には、張本のいる琉球が有利かと思われたが、岡山がマッチカウント3-1で勝利し、下剋上を果たす結果となった。活躍が期待された張本は第3マッチで、元世界卓球ベスト8のヤン・アンにゲームカウント0-3のストレートで敗戦。

レギュラーシーズン序盤は連敗が続いたヤン・アンだったが、プレーオフに合わせて完璧な調整をしており、全盛期を彷彿とさせるプレーのキレで、果敢に攻め続けた。ヤン アンの連続攻撃に対して、張本はやや守勢にまわる展開が多かったか。最後の1点が遠く、悔しい敗戦となった。

◯岡山リベッツ 3-1 琉球アスティーダ●

●丹羽 孝希/ヤン アン 0-2 ジョ シンコウ/シュウ ユウ◯

◯ハオ シュアイ 3-2 ジョ シンコウ●

◯ヤン アン 3-0 張本 智和●

◯吉山 僚一 3-1 吉村 真晴●

男子ファイナル:木下マイスター東京が力を見せて4度目の優勝

男子ファイナルは、レギュラーシーズン1位の木下マイスター東京と、セミファイナル勝者である岡山の対戦。

KM東京はパリ五輪でも金メダル候補、レギュラーシーズンMVPのリン ユンジュ(チャイニーズタイペイ)がエースで、パリ五輪代表の戸上 隼輔、篠塚 大登、将来の日本のエース候補である松島 輝空という、現在世界を舞台に戦っているメンバー。対する岡山はセミファイナルと同じメンバーでの対戦。

Journal-ONE | 卓球Tリーグ・KM東京の篠塚大登(左)/戸上隼輔のパリ五輪代表ペア

KM東京の篠塚大登(左)/戸上隼輔のパリ五輪代表ペア-小野寺俊明撮影

第1マッチのダブルスで岡山ペアが逆転勝利し、第2マッチのエース対決でリン ユンジュから、岡山のエースで40歳のハオ シュアイが1ゲーム目を先取した時は、岡山の勝利も見えたかと思ったが、第2ゲーム以降はリン ユンジュが世界トップの実力で圧倒。

第3マッチは前日に張本を倒したヤン アンを、16歳の松島がミスを恐れない超攻撃的なプレーで強敵を撃破。第4マッチは戸上が吉山を圧倒し、KM東京が4回目の優勝を決めた。ファイナルは、現各国代表のKM東京vs.元代表の岡山という構図となったが、現代表のパワーが押し切った形となった。

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