アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

Journal-ONE | 卓球ノジマTリーグ女子の優勝を飾った日本生命レッドエルフ
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第2マッチは15歳でパリ五輪代表の張本 美和に対し、ソン メイヨウが圧巻のプレーで勝利。両者は2月にも対戦しており、ソンが2連勝していたが、その試合よりもソンのプレーは仕上がっており、張本はなかなか自分の展開に持ち込むことが出来なかった。

クライマックスは第3マッチ。ともにパリ五輪代表で同い歳の平野 美宇vs.早田 ひな。2月の世界卓球で中国選手からも勝利している両者は、出足から異次元のプレーを見せ、会場を沸かせる。

Journal-ONE | 卓球Tリーグ女子決勝で実現した平野 美宇vs.早田 ひなのパリ五輪代表対決

第3マッチで平野 美宇vs.早田 ひなのパリ五輪代表対決-小野寺俊明撮影

直近の国際大会では平野が3-0で勝利していたが、セミファイナルと違い、序盤からアクセル全開の早田に対し、マッチカウント0-2で出番が回ってきた平野は厳しかったのかもしれない。

第1ゲームは終始早田ペースで獲られると、第2ゲームは先にゲームポイントを取りながらも逆転され、追い詰められる。第3ゲームを奪い返すも、最後は早田のプレーに押し負けてしまった。この結果、マッチカウント3-0のストレートで、日本生命が5度目の優勝を飾った。

ダブルスで勝利した麻生/笹尾ペアがプレーオフMVPに選ばれたように、ダブルスの勝利が全てだった。

Journal-ONE | 卓球TリーグのプレーオフでMVPを獲得した麻生麗名(右)/笹尾明日香ペア

MVPを獲得した麻生麗名(右)/笹尾明日香ペア-小野寺俊明撮影

中国の後ろ姿が見えるほどまで強くなった日本女子。10代前半から日本代表として戦う選手達が、日本のトップとして活躍する中で、麻生、笹尾というコツコツ努力をしてきた選手が大きな結果を残したことは、Tリーグだけでなく、日本卓球界にとっても大きなインパクトを与え、多くの選手の刺激になったと思う。

このような選手がTリーグの舞台で活躍することが、日本の競技力の底上げにつながり、いつか五輪の舞台で中国に勝利し金メダルを獲ってくれることを信じている。結果を残した早田、悔しい結果となった平野、張本。パリ五輪代表の3名には、ファイナルでの経験を糧に、パリの舞台で思い切って勝負をしてもらいたい。

●木下アビエル神奈川 0-3 日本生命レッドエルフ◯

●木原 美悠/長﨑 美柚 1-2 麻生 麗名/笹尾 明日香〇

●張本 美和 1-3 ソン メイヨウ〇

●平野 美宇 1-3 早田 ひな〇

 チャン ルイ – ハン シキ

■記者プロフィール
照井 雄太
1986年神奈川県生まれ。滝川第二高校、筑波大学で卓球に打ち込む。卒業後は、一般企業就職後、卓球の仕事がしたいと思い、2018年10月開幕直前から卓球の「Tリーグ」に転職。Tリーグでは試合運営の他、メルマガのコラム担当し、また不定期でスポーツメディアの卓球コラムを執筆している。
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Journal-ONE投稿記者-照井 雄太
取材・文:
照井 雄太( 日本 )
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