観光スポット
因幡堂 平等寺
平等寺は京都市下京区にある真言宗智山派の仏閣で、本尊には重要文化財の因幡薬師が祀られ、1003年に橘行平により創建されて以来、病気平癒やがん封じお薬師如来として現在に伝わる。
第66代一条天皇が8つの支院を建立して勅願所にし、頭痛にお悩みであられた第77代後白河上皇が行幸され、第80代高倉天皇により1171年に「平等寺」と命名されるなど、天皇家とゆかりが深い。ちなみに高倉天皇に寵愛された小督局(藤原成範の娘)の遺品(硯箱と琴と織物)が伝わる仏閣でもある。高倉天皇の中宮徳子(平清盛の娘)と小督局との関係は、のちの平家物語の有名な挿話として語り継がれている。
江戸時代には、「因幡堂芝居」という歌舞伎が境内で行われていたことから、浄瑠璃の発祥地との説もある。
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スポット情報
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住所京都市下京区因幡堂町728
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TEL075-351-7724
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アクセス京都駅 - 烏丸線 約3分 - 四条駅-徒歩約 5分
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その他【営業時間】開門時間:06:00~17:00、ご祈祷納経受付:9:00〜16:00 【定休日】無休
- 取材・文:
- Journal ONE( 編集部 )
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