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渡岸寺観音堂(向源寺)
琵琶湖北東部に位置し、国宝の十一面観世音菩薩像はじめ、大日如来像(重要文化財)、阿弥陀如来座像(滋賀県指定文化財)、金剛力士像が安置される、渡岸寺観音堂
時代は天平7年(735年)から天平9年(737年)の頃、疫病が蔓延し、聖武天皇により除災招福を命じられた僧の泰澄が十一面観世音を刻み、観音堂を建立したことに始まる。
元亀元年(1570年)の姉川の戦いにより寺は焼失したが、土中に埋められていた観音像は戦火を免れたとされる。
明治21年(1888年)、九鬼隆一氏やフェノロサ氏らが調査し、観音像は日本屈指の尊像と賞賛され、明治30年(1897年)には特別国宝に指定された。また、老朽化したお堂も大正14年(1925年)に再建され、平安様式の新しい本堂と庫裏に生まれ変わった。今日、滋賀県長浜市高月町にある渡岸寺観音堂(向源寺)は一年無休で拝観が可能である。
スポット基本情報
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スポット情報
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住所滋賀県長浜市高月町渡岸寺50
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TEL0749-85-2632
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アクセス京都駅 - 東海道山陽本線 約80分 - 高月駅-徒歩約 10分
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その他【営業時間】09:00~17:00(受付16:45迄) 【定休日】不定休 【駐車場】有り(有料)
- 取材・文:
- Journal ONE( 編集部 )
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