アジア大会愛知・名古屋はもう直ぐ!
2026年、愛知県で開催される “第20回アジア競技大会(以下、アジア大会愛知・名古屋)” での躍進を目指している、女子ソフトボール・韓国代表チームの選手15人とスタッフが、世界最高峰の女子ソフトボールリーグ(以下、JDリーグ)に所属する愛媛県松山市を拠点とする伊予銀行ヴェールズと共に、愛媛県内で強化合宿を行いました。
前日までの伊予銀行ヴェールズとの「強化合宿という形」の国際交流を終えて、韓国代表チームがバスに5時間乗って次に移動してきたのは大阪府。翌日から、伊予銀行ヴェールズと同じJDリーグに所属しているシオノギレインボーストークス兵庫との試合を前日に控えた彼女たちでしたが、大阪観光もしっかり満喫。球場では見せない彼女たちの姿をレポートします。
日本の電車移動にも余裕の表情!
韓国代表チームが大阪に到着したのは午後1時30分頃。大阪メトロ谷町線 大日駅近くのホテルで待ち合わせです。
背中に「KOREA」と文字が入った代表チームTシャツと短パンという姿で、今回一緒に大阪観光をレポートしてくれる3人の選手たちがやってきました。
グラウンドで鋭い表情でプレーしているユニフォーム姿とは異なり、リラックスした表情で挨拶を交わす皆さん。普通の可愛らしい女の子たちにしか見えません。
そんな皆さんに、Journal-ONEから “大阪のお土産” を早速プレゼント。西日本旅客鉄道(JR西日本)の山陽新幹線(新大阪-博多間)を運行している500系新幹線車両と、サンリオの “ハローキティ“(生誕50周年を記念した)がコラボした小物入れを渡すと、「可愛い!」と気に入ってもらえました!
今回、大阪を楽しんでもらうために選んだ観光地は、難波です。地下鉄で大阪市内を巡るのに便利な1日乗車券を買うため、先ずは自動券売機できっぷを購入する体験をしてもらいました。
自動券売機の画面にはハングル語を選択できるボタンもあり、皆さん日本での乗車券購入をスムーズに体験することができました。
購入した乗車券は、先程プレゼントしたハローキティと新幹線がコラボした小物入れにちょうど収まる大きさ。「きっぷを入れるのに、ちょうど良い大きさですね」と絵柄を一つ一つ眺めながらシートに座り、目的地を目指しました。
電車内で韓国代表選手に選抜された感想を聞いたところ、「日本よりもソフトボール選手が少ないので、選抜されやすかったのもあると思います」と、謙遜したチュ・ヒョジュ選手。
「日本はレベルの高いソフトボール選手が多くて羨ましいです。今回の強化合宿もとても勉強になっています」と、伊予銀行ヴェールズとの合同練習に刺激を受けたと話してくれました。
三人はソフトボールの海外遠征はもちろん、プライベートでも来日経験があるとのこと。既に10回以上も来日している選手もいて、「日本の漢字は難しいです」と笑っていたものの、私たちでも迷ってしまう地下鉄の複雑な乗り換えを苦にする様子もありません。