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Journal-ONE撮影ー女子ソフトボール西地区フェスティバル
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梅雨真っ只中の6月30日、滋賀県守山市の佐川ホールディングスの”守山グラウンド”で行われたのは女子ソフトボールJDリーグの西地区エキシビジョンゲーム・セミナー(以下、西フェス)。JDリーグの選手はもちろん、様々な方面からの声や思いが繋がり実現したこのイベントには大人から子供まで沢山の参加者が訪れました。

Journal-ONE撮影 女子ソフトボール西地区フェスティバル

午前中は室内でイベント開始!ーJournal-ONE撮影

イベントに参加した選手の中には、JDリーグを多くの方に知ってもらえるよう掲げた2024シーズン”推しのソ”に選ばれている選手達も参加。選手達のインタビュー記事も公開中ですのでそちらも是非ご覧ください!

スポーツイベント、西フェスは学びの場

午前中は生憎の雨。各自持参した室内シューズに履き替え、グラウンドの隣にある体育館でまずは開講式とウォーミングアップを行いました。マイクを持って仕切るのはSGホールディングスギャラクシースターズ(以下、SGH)主将の二見亜希選手。まずは列になり先頭のJDリーガーに続いて大きく円を描くように体育館をジョギング。いよいよ始まるわくわく感を押さえられない子供達の元気な声が室内に響き渡ります。その後はスキップや足上げ、腕回し、ダッシュ走など身体を大きく動かして怪我をしないようにしっかり身体を暖めていきます。

一通りの準備体操を終えた後は、ウォーミングアップの〆として鬼ごっこをすることに。鬼として走るJDリーガーから子供達は一生懸命逃げ回ります。数分がたち、終わりの合図が聞こえると子供達は「楽しかった!」「捕まらなかった!」と緊張が解けた様子でした。

ウォーミングアップの後は小学生は体育館でチーム対抗ティーボール大会、中学生以上はトレーニングやバッティングができるアリーナのようなスペースでJDリーガーによるソフトボールセミナーを行いました。小学生チームにもJDリーガーが各チームに参加し試合を盛り上げ優勝目指して戦います。セミナーでは普段一緒にプレーすることのない異なるチームの選手がポジションごとに分かれて、技術・体力面を細かく指導。

Journal-ONE撮影 女子ソフトボール西地区フェスティバル

小学生と一緒にティーボール大会に参加!ーJournal-ONE撮影

 
セミナーではピッチャー、キャッチャー、内野、外野、バッティングと細かく分かれて指導が始まりました。子供達にとって、憧れの選手から直接指導を受けられるチャンス。限られているスペースなので基礎練習を中心に選手達が各チームで行っているメニューをやります。試合では敵同士でもこの場では同じポジションを極める仲間。指導する選手たちもお互いに吸収できるものはしようという姿勢が見られました。
 
 
一方、小学生のティーボール大会はトーナメント戦で行われて優勝は滋賀県守山市を拠点とする明富リトルクラブ。見事勝ち抜いたチームに閉講式と後日、通っている小学校にて表彰が行われました。
小雨が降り足下が悪い中、JDリーガー達が午後のプログラムに向けて合間時間に水取りやグラウンド整備をしてくれたお陰で午後からはグラウンドで行うことに。お昼休憩を挟み、グラウンドに移動してきました。ここから参加するのは”西フェス”ゲストの坂口智隆さんとトクサンTV(トクサン、ライパチ)のお二人です。
 
坂口智隆さんは2022年に東京ヤクルトスワローズを引退した元プロ野球選手。トクサンTVのお二人は、野球YouTuberとして野球の技術や知識、魅力や楽しさを中心したコンテンツを配信しています。
 
午後最初のプログラムはホームラン競争。出場対戦選手は第1回戦:タカギ北九州ウォーターウェーブ(以下、タカギ)の”推しのソ”山根悠夏選手vs坂口智隆さん、日本精工ブレイブベアリーズの小泉向日葵選手vsSGHの山科真里奈選手、シオノギレインボーストークス兵庫の小路茜選手vs東海理化チェリーブロッサムズの元川環選手、伊予銀行ヴェールズの久保和咲選手vsトクサンTVのライパチさんの戦い。
 
一分間で何本入るかというルールで繰り広げられた激戦を勝ち抜き、見事優勝したのはSGHの山科真里奈選手。決勝戦では伊予銀行ヴェールズの久保和咲選手と対戦しましたが、11本という驚異の結果を叩き出し堂々の優勝!次から次へとフェンスの外に放たれる打球に見ていた子供達は大興奮!優勝賞品は”CHAMPION”と刻まれたバットで参加選手全員から記念としてサインをもらっていました。
 
Journal-ONE撮影 女子ソフトボール西地区フェスティバル

優勝商品はCHAMPIONバット!ーJournal-ONE撮影

 
2本のホームランを放つも初戦で破れたトクサンTVのライパチさんは「悔しいですがとても楽しかったです。またリベンジしたいです。」と笑顔で答えました。
グランド状況不良の為、エキシビションマッチは大きくルールを変更して行いました。ピッチャーが投げた球をホームランにすれば1点。しかし、それ以外の打球は全て0点という今までにない斬新で面白い試合。試合はSGH 加藤監督率いる”ウエストスターズ(以下、スターズ)”対タカギ 来條監督率いる”ウエストボンバーズ(以下、ボンバーズ)”の戦い。
 
試合でヒットになる良い打球もここでは0点になる為、選手が狙うはホームランのみ。普段の試合ではしないような豪快なスイングを見せる選手もいて、会場は大盛り上がりでした。
Journal-ONE撮影 女子ソフトボール西地区フェスティバル

ウエストスターズの選手達ーJournal-ONE撮影

試合の形式は通常と同じ、3アウトで5イニング制。ピッチャーは自チームの選手が投げる為、いかに打ちやすいところに投げるかがポイントとなりますが、大勢の観客に見守られる中、ホームランを打つのはやはり難しいようです。ほとんどの選手がヒット制の鋭い打球を打ちますが、この試合のルールではアウトになってしまいます。

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