久保:早朝、午後、夕方と列車で町を移動したい時間帯に運行しているのですね。1列車につき5台から10台の自転車を乗せることができ、自転車を固定させる場所や固定させる方法も写真で解説してくれています。これなら不安なく愛車と一緒に旅に出かけられます!
今治駅前にサイクリストが集まる – i.i.imabari! Cycle Station
岩永:いざサイクリングとなると、「自転車はどこで借りよう」「着替えはどこでしよう」「手荷物ってどうしよう」「あ!手袋忘れた」なんて・・・悩む場面がいくつか出てきますよね?そんな悩みをワンストップで解決してくれるスポットが、今治駅東口の目の前にあるのです!
久保:広いウッドデッキのあるこの施設は、今治駅前サイクリングターミナル(i.i.imabari! Cycle Station)。レンタサイクルはクロスバイクなど約100台を備えていて、更衣室(シャワーも)、トイレ、観光情報コーナーがそろった “しまなみ海道” へのゲートウェイです。愛車をお持ちの旅行者にも嬉しい、自転車組み立てスペース、洗車スペースもあるんですよ。
岩永:有料で手荷物を預かってくれるサービスもありますね。レンタサイクル乗捨て受入れサービスもあるなんて、至れり尽くせりです。
小泉:i.i.imabari! Cycle Stationを運営している “しまなみジャパン” さんは、しまなみ海道沿線にある3市町(広島県尾道市、愛媛県今治市、上島町)を中心に構成された日本版DMO。沿線に貸出・返却できるターミナルを10ヶ所も持っているのです。
岩永:と言うことは・・・ どこで借りてもどこで返してもOKってことですね!?それならば、自分に合った距離、好みのコースでサイクリングを楽しめます。レンタサイクルは「借りた場所に必ず返さなくてはならない」と思っていたので、往復するよりもワンウェイでしまなみ海道の多島美を楽しめるのは最高ですね。
久保:岩永さん、さらに今治駅前には自転車メーカー・ジャイアントの専門店 “Giant Store Imabari” もありますよ。ヘルメットはレンタサイクルと一緒に貸してくれますが、手袋や日よけ用のアームカバー、ソックスなど、「うっかり忘れちゃった!」という時でも慌てる必要のない品揃えが嬉しいです。
サイクリストに嬉しいサービスが充実 – JRクレメントイン今治
小泉:朝から万全の体制でサイクリングをしたい!と、今治駅前に宿を取った私たち。今回お世話になったのは、i.i.imabari! Cycle Stationの隣にある綺麗なホテル “JRクレメントイン今治” です。ホテル正面玄関横にあるサイクルスペースでは、愛車のメンテナンスや清掃ができるようになっていいて、入口からサイクリスト・ファーストのおもてなしを感じます。
久保:ホテル1Fのラウンジ(SHIMANAMI LOUNGE)には、地元今治の特産品が飾られています。木目調の明るい洋風ラウンジに、日本の伝統工芸が溶け込んだ和モダンの空間は、外国人観光客だけでなく、国内旅行者やビジネス客の目も引いていました。 岩永:目を引くと言えば、SHIMANAMI LOUNGEの朝食ビュッフェも豊富なメニューで目移りしてしまいました。ご当地グルメはもちろん、地場産の食材を使ったサラダやジュース、お味噌汁も美味しかったです!美味しい朝食は、1日のテンションをアゲてくれる大事な時間。サイクリングに向かう私たちにとって、思い出に残る栄養補給となりました。