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ムカデ競走で子ども達とチームを組んだNSKの選手達-JournalーONE撮影
子どもと選手がタッグを組み、二本のバットにソフトボールを乗せて運ぶリレーでは、一生懸命にバットを持つ子どもたちをサポートする優しい選手たちの笑顔が見られる。JDリーグアワードで “Wow! Exprience賞” を受賞したギャラクシースターズの望月 朱里選手をはじめ、ブレイブベアリーズの選手たちも参加者との距離を更に近づけていった。
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望月選手(SGH)は笑顔でボール運びリレーに参加した-JournalーONE撮影
子どもと大人に別れての玉入れや綱引き、年齢別に分かれた徒競走など、参加者全員が主人公になれる数々の種目の合間に、声掛けや連絡事項の伝達で右往左往するギャラクシースターズの二見 亜希主将の姿に目を引かれる。「加藤監督がせっかく出してくれたアイデアを、成功させるために頑張っています!」と、力強く話してくれた二見選手は、留まるところを知らず精力的にスタッフとして運動会を切り盛りしていた。
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SGHの二見主将に続けと森田選手も司会で奮闘-JournalーONE撮影
フィナーレでは勝負師魂が燃え上がる
笑顔と歓声に包まれた “関西スポーツフェスティバル~KANSUPO~in守山” も残すところあと一種目。チーム対抗リレーでは、広大な400mトラックを舞台に選手たちの勝負師魂が燃え上がった。
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アスリート魂に火が付いたチームリーレ戦-JournalーONE撮影
ギャラクシースターズ、ブレイブベアリーズ、太成学院大学、そして参加社選抜の4チームに分かれたリレーは、第一走者から選手たちの熾烈な順位争いが繰り広げられる。「(太成学院大学の)メンバーってガチ?」と、対戦相手に探りを入れるブレイブベアリーズの山田 玲菜投手は今シーズン限りでの引退を表明。最後となったファンへの感謝の場でも、マウンド同様に”攻める”走りでチームメイトから大きな声援を受けていた。
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今シーズンで引退の山田投手(NSK)もファンイベントを盛り上げた-JournalーONE撮影
結局、ガチリレーは太成学院大学チームに軍配が上がったものの、全てのチームが笑顔の全力疾走を見せて会場は笑いに包まれた。得点性(だったことを最後に知った・・・)のチーム戦績は、ブレイブベアリーズが優勝し、互いに拍手で健闘を称え合う。
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年齢別の徒競走で子ども達も白熱した-JournalーONE撮影
最後は、ギャラクシースターズ、ブレイブベアリーズのオリジナルグッズを掛けたじゃんけん大会でもう一盛り上がり。冷たい空気の中にもかかわらず、運動と興奮で顔を紅潮させた子どもたちと一緒に全員で記念撮影を行い、“関西スポーツフェスティバル~KANSUPO~in守山”は大成功を以て記念すべき第一回の幕を閉じた。
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初開催のKANSUPO参加者たちが記念撮影で満面の笑み-JournalーONE撮影
今回、ソフトボール競技に固執することなく、地域の皆さんと楽しく身体を動かした企画はとても素晴らしい取り組みであった。地域住民に運動の重要性を啓発し、健康的なライフスタイルの普及に寄与する活動であることはもちろん、ソフトボールと接点のなかった人たちとの絆を結ぶことで、関西のJDリーグチーム、選手たちへの親和性は高まった。
チームの選手、スタッフたちが主体となって企画実施した “関西スポーツフェスティバル~KANSUPO~in守山” の今後の継続と更なる拡大が、JDリーグはもちろん、女子ソフトボール界全体の更なる発展に繋がることは間違いない。
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SGホールディングスギャラクシースターズの更なる取り組みに注目だ-JournalーONE撮影