アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

プレ-中の千葉ジェッツの渡邊雄太選手
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千葉Jの司令塔・富樫とがしを抑える島根Sのディフェンス-Journal-ONE撮影

何とか流れを変えたい千葉ジェッツは、ここで投入された金近選手(#12)のスリーポイントが炸裂する。「入る入らないは別として、打ち切ろうと思ってスリーポイントは打っている」と試合後に話した金近選手が、3本連続でスリーポイントを決めて36-40と一気に差を詰めると、さらに金近選手がゴール下に切れ込んで38-40。さらにスミス選手(#34)のゴールで40-42と点差まで詰め寄り、完全にモメンタムを掴んで後半戦へと向かっていった。

逆転許すも落ち着いた攻守で島根が接戦を∸後半

ハーフタイムで落ち着きを取り戻した島根スサノオマジックは、3Q開始4分から立て続けに得点。40-53と今度は13点差まで引き離すと、千葉ジェッツが堪らず一回目のタイムアウトを取る。ディフェンスの応酬で42-56と展開に進展が見られないと見た千葉ジェッツは、5分過ぎに早くも後半2回目のタイムアウト。島根スサノオマジックの司令塔・安藤選手(#3)がゲームメイクに4得点とチームをけん引した。

安定したプレーで流れを引き込んだ安藤(島根S)-Journal-ONE撮影

このまま終われない千葉ジェッツに再び火を付けたのは渡邊雄太わたなべゆうた選手(#1)。スティールなどの好ディフェンスで再び流れを呼び込むと、残り2分で51-58と一気に点差を詰めてきた。

マインドセットをしたい島根スサノオマジックが一回目のタイムアウトを取るも、千葉ジェッツはモメンタムを渡さない。ここまで島根スサノオマジックの得点源となっていたマカドゥ選手(#14)、クラーク選手(#1)を渡邊雄太わたなべゆうた選手(#1)と金近選手(#12)が執念のブロック。相手の攻撃パターンを封じて千葉ジェッツが58-61と徐々に差を詰めて4Qへとなだれ込む。

好ディフェンス後にハイタッチする渡邊雄太わたなべゆうた(千葉J)-Journal-ONE撮影

すると第4Qにいきなりのビッグプレー。2Qで三連続スリーポイントを決めた金近選手(#12)がまたもやスリーポイントを決めて61-61と遂に同点に追いつく。島根スサノオマジックも3Qで抑え込まれたマカドゥ選手(#14)、クラーク選手(#1)のコンビで61-63と勝ち越すものの、3分に金近選手(#12)がまたもや逆転のスリーポイントを決めて66-63と再逆転。「満員のファンと喜びを分かち合いたかった」と話した金近選手の渾身のガッツポーズにアリーナのボルテージも爆上がり。

自己最多27得点を挙げた金近廉(千葉J)-Journal-ONE撮影

更に富樫とがし選手(#2)のスリーポイントも決まり69-65とリードを奪った千葉ジェッツだが、島根スサノオマジックも着実に追い上げ、第4Q半分を終えて69-67、更にマカドゥ選手(#14)のフリースローが決まり69-69の同点に追い付いた。

富樫とがし(千葉J)渾身のスリーで一時はリードを広げた-Journal-ONE撮影

アリーナの一角を占めるブルー一色の島根スサノオマジックファンが絶叫する中、更に安藤選手(#3)のスリーポイントが決まって69-72と再逆転すると、今度は金近選手(#12)がスリーポイントで返して72-72に追い付く。今度はアリーナ全体を占めた真っ赤な千葉ジェッツファンから悲鳴に近い歓声が沸き起こる。

試合時間残り4分を切る中、1点をめぐる緊迫した点の取り合いを制したのは、最後まで攻守で落ち着きを見せた島根スサノオマジックだった。千葉ジェッツのシュートミスから確実にリバウンドを制した島根スサノオマジックは、晴山はれやま選手(#32)がスリーポイントを決めて72-76と突き放すと、更に千葉ジェッツのシュートミスからマカドゥ選手(#14)がファールを得てフリースロー2本、速攻で晴山はれやま選手(#32)がシュート、更にはファールから得たフリースローを4本決めて76∸84と一気に試合を決めた。

アクセス
ららアリーナ 東京ベイ
  • 東海道新幹線 東京駅 - 京葉線(17分)- 南船橋駅 - 徒歩6分
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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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