NMUN 模擬国連世界大会 伏見稲荷大社視察 神戸市外国語大学 -Journal-ONE撮影
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アレックスと一緒に会議に参加するCynthia Roman(シンシア・ロマン)は「ありがとうございます。」「すみません。」と日本語を駆使してとっても明るく話しかけてくれます。

シンシアは、前に在籍していたカレッジでも模擬国連世界大会に参加した経験があるんですって!

日本語が上手な理由は、「弟が日本のアニメが好きで、一緒に日本語を勉強したの。世界の一員として日本に来られたことはとても良い思い出になります。」とのこと。姉弟そろって日本が好きなんだといっていました。兄弟姉妹の真ん中であるシンシアは、妹であり姉である大変さについて愚痴っていましたが、私も同じ境遇なので意気投合!日本でもアメリカでも兄弟姉妹関係の共通点をたくさん見つけて面白かったです。

将来NASAで働くことを夢に専攻の勉強を頑張っているシンシア。宇宙がどんどん身近な存在になる現代、画期的な開発をするシンシアをニュースで見ることがあるかもしれませんね。NMUN 模擬国連世界大会 京都 伏見稲荷大社視察 神戸市外国語大学 鈴木亜月記者 -Journal-ONE撮影

千本鳥居の前で皆さんと記念撮影をした後は、裏参道いっぱいに並んだ出店で小休憩です。

たこ焼きを始めとする日本ならではの食べ物が軒を連ねる風景と、ソースや醤油の甘い匂いに誘われ、代表団のみなさんは興味津々にひとつひとつ屋台を視察しています!

日本食に興味があるといっていた、アランとユースフがたこ焼きを食べたそうです。「これは何が入っているの?」とタコが入った缶を指さすアラン。アメリカではあまりタコは食べないのかな?と思いつつ、たこ焼きの中身を説明すると早速チャレンジするとのこと。

熱々のたこ焼きを口いっぱいにほおばって「少し熱いけど美味しいよ!」と満足そう。

私も「ひとつ食べてごらん。」と分けてもらい、口に入れたら・・・

スッゴい熱い!食べられないよぉ~と悪戦苦闘する私の姿を見て大笑いしていました!NMUN 模擬国連世界大会 京都 伏見稲荷大社視察 神戸市外国語大学 鈴木亜月記者 -Journal-ONE撮影

更にアランは、草団子にも挑戦!店員さんが炭火であぶってあんこを塗りつける一連の動作を興味深そうに眺めている姿がとても印象的でした。NMUN 模擬国連世界大会 京都 伏見稲荷大社視察 神戸市外国語大学 鈴木亜月記者 -Journal-ONE撮影

電車で清水寺に向かう途中、お話ししたのはKyle Foiles(カイル・フォイレス)。

カイルはメソポタミアの歴史を学んでいて、今回はインド代表として経済社会理事会に臨みます。「日本のアニメが大好きで、特に “ONE PIECE” が気に入っているんだ。だから日本には興味があったし、国際法にも興味があったので今回の模擬国連に選ばれて本当に嬉しかった。」とのこと。私もアニメが大好きなので、日本の他の作品や日本のおみやげにはアニメとコラボしたその土地ならではのグッズが売っていることを話すと、「”呪術廻戦” のグッズはもう買ったよ!」と笑って話してくれました。

実はカイル、既に結婚されていて奥様も日本のアニメが大好きなんですって。今回は一緒に来ることができないので、おみやげをたくさん頼まれたと言っていました。また、日本食も楽しみにしているようで、既に食べた梅干しのおにぎりはとても美味しかったとのこと。梅干しって、結構苦手な外国の方多いのですが、カイルはラーメンにもトライしたいと日本食文化の探究に余念がありませんでした。NMUN 模擬国連世界大会 京都 伏見稲荷大社視察 神戸市外国語大学 鈴木亜月記者 -Journal-ONE撮影

伏見稲荷大社と同じく、世界遺産である清水寺。さすがに京都を代表するお寺だけあって、凄い参拝者の数です!

伏見稲荷大社で屋台の日本食を楽しんだものの、さすがにお腹が空いてきましたので、皆さん道中のお店に立ち寄ります。でも、皆さんお腹に溜まるものは注文せず、京都ビールや抹茶ソフトクリームを手にして小休止しています(笑)

確か、伏見稲荷大社でも抹茶のソフトクリームを食べていたよな・・・と思いつつ、美味しそうに食べているGuadalupe Miranda(グアダルーペ・ミランダ)とAngeli Richards(アンジェリー・リチャーズ)に話を聞きました。国連総会のセッションに参加するふたりは、とっても仲が良さそうな女性の二人組です。NMUN 模擬国連世界大会 京都 清水寺視察 神戸市外国語大学 鈴木亜月記者 -Journal-ONE撮影

NMUN 模擬国連世界大会 京都 伏見稲荷大社視察 神戸市外国語大学 鈴木亜月記者 -Journal-ONE撮影

「抹茶が大好きなの。だから何個でも食べられちゃう!」と笑顔がかわいいルーペは、「日本に着いたときの最初の印象は、本当に綺麗な国だということ。だって道ばたにゴミなんか落ちてないでしょ?とても衛生的な環境下で生活することは、医療にとってもとても良いことだと思うの。」と、大学で公共医療を学ぶ学生ならではの視点で日本の印象を教えてくれました。

前日に文化視察に訪れた広島の印象を聞くと、「(広島平和記念資料館では)とても謙虚な気持ちになりました。アメリカでは原爆についての教育は少ししか受けていないので、改めて平和について考えることが出来ました。」と話してくれました。

アンジェリーは、「世界中で課題になっている人口爆発、それに伴って起きている食糧難について深く学びたいと思い、今回の大会に参加しました。私も抹茶や日本の食べ物が大好きで、色々なものを食べることを楽しみにしていたんです。」とソフトクリームを美味しそうに食べています。「広島での視察はとても印象深い1日になりました。(広島平和記念資料館では)感傷的になったけど、核のことにしっかり触れる良い機会でした。」と、今大会の主なテーマである平和について考える良い経験が出来たとのことでした。NMUN 模擬国連世界大会 京都 清水寺視察 神戸市外国語大学 鈴木亜月記者 -Journal-ONE撮影

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