トップアスリートとの絆
ソフトボール競技を楽しむ小学生たちが、ソフトボールのトップリーグで活躍するOGとの絆を深めた。
世界最高峰の女子ソフトボールリーグ・JD.LEAGUE(JDリーグ)で活躍するOGからのサプライズメッセージが届いたのは2月28日、“第18回春季小学生女子ソフトボール大会”に千葉県代表として出場する”松戸JSLホワイトレイズ(松戸市)”が、大会での健闘を誓うために訪れた松戸市長との表敬訪問の場での出来事だった。

日立・杉浦選手の激励動画を前に松戸JSLホワイトレイズの皆さん-Journal-ONE撮影
メッセージを送ったのは、昨シーズンJDリーグ東地区を制した”日立サンディーバ“の杉浦穂華選手。晴れの全国大会出場を決めた”小さな後輩たち”に向けて送った温かい動画メッセージに、選手たちはもちろん本郷谷健次松戸市長らも熱心に見入っていた。
注目の全国大会初戦
3月27日、いよいよ第18回春季小学生女子ソフトボール大会が始まり、北は青森県から南は香川県まで全40チームが岐阜県揖斐川町に集結。一回戦から登場した千葉県代表の松戸JSLホワイトレイズは、ソフトボールが盛んな兵庫県を勝ち抜いた”加古川ドリームズ”との対戦を迎えた。

全国大会一回戦に臨む松戸JSLホワイトレイズナイン‐Journal-ONE撮影
杉浦選手から「明るく元気に精一杯プレーすることを願っています」とエールを送られた松戸JSLホワイトレイズの選手たちは、先輩のアドバイスを受けて溌剌としたプレーを見せる。
「一回表に得点できたことで流れを掴めた」と小林功征監督が振り返ったとおり、片桐亜瑚主将(6年生)の安打を口火に岩田咲良選手(5年生)の二塁打で幸先よく先制すると、3回には4本の長短打で大量4得点を奪って試合の流れを掴んだ。

ピンチの場面でマウンドに駆け寄る小林功征監督‐Journal-ONE撮影
粘る加古川ドリームズも中盤以降に3点を返して追いすがるが、松戸JSLホワイトレイズの先発・田邊彩夏投手が12奪三振で7回を完投。7-3と嬉しい全国大会の初戦突破を果たした。

勝利の瞬間、ハイタッチで喜ぶ選手たち‐Journal-ONE撮影
投打噛み合う快勝で波に乗る
翌日の二回戦は、岩手県代表の”前沢フェニックス”との対戦。初戦を良い流れで突破した松戸JSLホワイトレイズだったが、緊張感残る初回に四球と失策で先制点を許す。
しかしその裏、早くも好調な打撃陣が爆発。先頭の斎藤瑠璃子選手(6年生)が左翼線を破る二塁打で出塁すると、2番・片桐亜瑚選手(6年生)の内野ゴロの間に同点に追いつく。

キャプテンの片桐亜瑚選手が進塁打を放ち同点に‐Journal-ONE撮影
さらに二死から、安打の森川遥選手(6年生)を塁に置いて5番・須藤千珠子選手(6年生)が中越えの特大三塁打を放ち逆転に成功すると、続く岩岡愛稀選手(6年生)にも安打が飛び出すなど4点を挙げて一気に流れを引き戻した。
「遥ちゃんが出塁してくれたので、何とかホームに返そうと打席に向かいました。とても緊張していたので、一度呼吸を整えてセンター方向に打ち返せる球だけを狙ってスイングすることを心掛けました」とホッとした表情で試合後にコメントした須藤選手の言葉にあったとおり、これで完全に“ノッた”松戸JSLホワイトレイズの快進撃が始まる。

勝ち越し三塁打を放った須藤千珠子選手は塁上でガッツポーズ‐Journal-ONE撮影
その後、毎回得点を挙げた打撃陣に投手陣も応える。先発のエース・田邊投手、リリーフした岩田咲良選手(5年生)が13奪三振、無安打に前沢フェニックス打線を抑え、11-1のコールドゲームで二回戦を突破した。

好投の田邊投手を救援した岩田投手の力投‐Journal-ONE撮影
