トーナメントに出場するのは関西大学Aリーグの8校(天理大学、京都産業大学、近畿大学、関西学院大学、立命館大学、同志社大学、摂南大学、関西大学)、昨季のBリーグ上位の2校(大阪体育大学、龍谷大学)、昨季の東海王者・中京大学、昨季の中国地区王者・IPU環太平洋大学の12校だ。

大学選手権ではベスト4の常連となった京都産業大学-斉藤健仁撮影
昨季の関西Aリーグ上位の4チームは1回戦がシードされる。なお、トーナメント戦だが、敗者同士も試合を行い、1~12位を決定する。基本的に無料で行われるが、「ラグビー祭」などのイベントで試合が実施される場合は有料になる場合もある。
このトーナメントは2016年から始まっており、昨季までの3年間は京都産業大学が3連覇(2022年度は天理大学と同時優勝)した。なお、過去には京都産業大学が4度、天理大学が3度、同志社大学が2度優勝している。
春季トーナメントの上位校が、秋の関西大学Aリーグでも上位に進むケースが多く、秋を占う大会となっている。もちろん今季も、昨季の関西王者の天理大学、4年連続大学選手権4強の京都産業大学の『2強』を中心に展開されることは間違いないだろう。

関西王者の天理大学∸斉藤健仁撮影
関東の春季交流大会、関西の春季トーナメントは無料で行われる試合も多く、各大学の練習グラウンドなどで、すぐ間近にラグビーの迫力や音を味わえる良い機会にもなっている。
だんだんと暖かくなってくるこの季節、気軽に大学ラグビー観戦に出かけてみてはいかがだろうか。

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