攻撃ラグビーを信条とする6位のサンゴリアス(8勝2分8敗)は、シーズン序盤からなかなか白星を挙げることができず苦しんだものの、終盤は調子を取り戻してプレーオフ進出を決めた。
ブルーレヴズに2連勝したように、元日本代表SH流大、決定力の高い南アフリカ代表WTBチェスリン・コルビ、元日本代表FB松島幸太朗らを中心に、相手のプレッシャーがかかる中でもテンポの良いアタックを継続できるかが、下剋上の鍵となろう。

決定力のあるFB松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)∸斉藤健仁撮影
今シーズンは、6チームとなって初のプレーオフとなった。準々決勝からスタートする4チームが、勝利して勢いにのったままトップに立つのか。それとも1週間の休養を得たリーグ戦のトップ2が、リーグ戦の実力通りの力を見せて栄冠に輝くか。
日本ラグビー最高峰のトップ6のチームによる熱く、レベルの高い、負けたら終わりのトーナメントが始まる。

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