いよいよ皇大神宮(内宮)での参拝
いよいよ内宮への参拝です。今回の訪問地の最後となります。内宮を訪れると、巨大な鳥居と全長100mのとても印象的な宇治橋が出迎えてくれます。この木造の橋も20年ごと執り行われる神事で建て替えられるんです。いわゆる “式年遷宮” ですね。案内してくださった神職さんによると、20年間で1億人以上の参拝者の方々が橋を渡るので、20年後には橋の上半分がすり減るんだそうです。凄いです!
伊勢神宮内宮は、日本国民から総氏神として崇められる天照大御神をお祀りしている神社です。その特別な霊的存在感は、訪れた私のような外国人でも感じることができます。内宮のスケールと美しさには目を見張るものがあります。神宮にあるすべてのもには、この神聖な神が宿っていることは明らかです。神宮の社殿は、特殊な工法で建てられています。20年ごとにすべてを新しく建て替えるという日本人の献身と配慮は想像を超えるものではありますが、その目で伊勢神宮を見れば、畏敬の念を覚えてその神事に含まれる重要な意味を理解出来るようになるでしょう。
神宮に別れを告げて
丁寧に説明をいただいた後には、多くの参加者から質問が飛び交うなど、大好評のうちに内宮の参拝が終了しました。宇治橋前からバスなどで伊勢市駅まで戻り、名古屋行きの列車に乗れば、簡単に家に帰ることが出来ます。
日本の歴史や文化に興味がある方、日本の神社仏閣巡りが好きな方、日本の心のふるさとである伊勢神宮を是非訪れて下さい!