小泉:私の母校、済美高校も選手がとても少なくなっていると聞いています。岡野先生は、「経験者ばかりでなく、高校生からソフトボールを始めようと入部した選手も何人かいるので、基礎から丁寧に教えています。自分が上手くなっていくことにやり甲斐を感じてくれたら、思い出深い高校生活が送れると思いますから」と、楽しく学校生活が送れる部活動を目指して指導されているとのことでした。
久保:部活動に対する生徒の皆さんの想いは、年々多様化しています。高校生からソフトボールを始めて、全国大会に出場できれば良い思い出になることはもちろん、達成感や自分に対する自信を育む機会にもなるでしょう。西条高校ソフトボール部でやり遂げた卒業生たちが、今後歩む様々な将来において、いつまでもソフトボールを好きでいてくれると嬉しいですね。
前向きで一生懸命な選手たちと
岩永:私は、バッティングと外野守備を担当しました。一人ひとりと話すと、皆さん「もっと強い打球が打ちたい!」「確実にゴロをさばきたい!」など、自分の課題をしっかり持っている選手たちばかりでした。
久保:私もバッティングに加え、キャッチャーの捕球や送球についてアドバイスしました。バッティングでは、長打力がある選手に少しヘッドの出し方をアドバイスしたのですが、直ぐにコツを掴んで「今まであそこまで飛びませんでした!」と、フェンス直撃の大きな打球を何球も打ち込んでいました。
キャッチャーのセカンド送球練習では、重心のかけ方と送球時の左手の使い方をアドバイスすると・・・全く問題なく強くて正確な送球を見せてくれました。先生から、「あっという間に修正したね。凄いね!」と驚きの声が上がると、少し恥ずかしそうに笑顔を見せてくれました。
小泉:私は、1点を取るに大切なベースランニングのコツと、変化球の投げ方をアドバイス。どの選手も、一生懸命にアドバイスしたポイントに気を付けてプレーしてくれました。
久保:アドバイスしたポイントを何度も丁寧に反復する姿を見ると、この前向きで一生懸命な姿勢が、直ぐに技術を吸収する力になっているのだなぁと感心します。
岩永:練習の最後に、皆さんに感謝の気持ちを込めてサイン色紙をプレゼントしました。
小泉:インターハイに臨む西条高校ソフトボール部の皆さんを心から応援しています!秋に松山で行われるJDリーグの公式戦で再会を約束し、皆さんと記念撮影をしてお別れしました。
久保:次は、西条市の魅力あふれる観光スポットをレポートしたいと思います。引き続き、「四国を元気に!プロジェクト」愛媛県編をお楽しみに!