そして、いよいよ子ども達との交流です。
ラインアウト体験では、子ども達一人一人を丁寧に対応していきます。軽々と高々と自分の身体が持ち上がり、藤井選手からのパスをキャッチすると、観客からあたたかい拍手を貰って笑顔がこぼれます。
最初は遠慮がちだった子ども達も、次から次へ並び始め、選手との距離が一気に縮まりました。
今度はパス体験と、タックル体験に分かれての交流。
ボールを上手に得点の付けられたパネルに当てると、藤井選手と前田選手が「ナイスパス!」と声を掛け、タックルサンドバックに体当たりして、石田選手と新井選手とハイタッチをする楽しそうな光景も。
時間いっぱい、子ども達の列は途絶えること無く続き、流石の選手も汗ばんでくる程の熱気でした。
我孫子市から来た双子の兄弟、大井翔さんと潤さん(9歳)は前田選手と記念撮影。
「今度、学校にグリーンロケッツさんが来るので、このイベントを楽しみにしていた。」とお母さんも嬉しそうに写真撮影していました。
たまたま買い物に来ていて参加したと言う、市内の平田六花(りっか)さんは、
「ラグビーを始めてやったけど、楽しかった。」と思わぬ体験に満足そう。
市内のラグビースクールに通う、金子直仁(なおひろ)さん、俊也さんの兄弟。
「いつも日曜日は練習があるけど、今日は雨で練習が無かったので参加できた。大きな選手と一緒にラグビーができて嬉しかった!」と、目を輝かせて話してくれました。
フォワードのお兄ちゃんは堀江翔太選手、弟は福岡堅樹選手と松島幸太朗選手が目標。ラグビーワールドカップ2019は、小さな子ども達に強いあこがれをもたらしました。これもレガシーのひとつですね。
「子ども達が楽しそうにパスやタックルをする姿を見て、本当に嬉しかった。また、実際にやっているような上手な子供も居てびっくりした。」と、細田選手がイベントの感想を教えてくれると、新井選手は「今日のイベントも勿論ですが、(昨年の)リーグワン元年では本当にフランチャイズの応援が嬉しかった。ホームゲームで会場がグリーン一色になった光景は、今までと違ったファンの素晴らしさを感じることが出来た。」と、松戸市を始めとする周辺地域の温かい応援への感謝するコメント。
「留学先のニュージーランドでは、ラグビーが本当に地方の街まで浸透していた。みんな気軽に試合を観に出かけ、各々が自由に試合を観戦している姿が印象に残っている。グリーンロケッツ戦もそんな気軽な気持ちで観戦に来てくれると嬉しい。」と藤井選手も、ファンの声援が大きな力になるとのこと。
「昨年は本当に悔しいシーズンだった。今シーズンは新戦力も加わり、一つでも多く勝って松戸を始めとするフランチャイズの皆さんに喜んでいただきたい。」と、応援に結果で応える強い決意を石田選手が見せれば、「今シーズンから加入して、既にチーム内での練習をたくさんしているが、話しやすくてとても良いチーム。チームの勝利のために根性を見せて自分の最大限のプレーをするので、是非応援に来て欲しい。」と前田選手も力強いコメントをしてくれました。
アスリートから皆さんへのメッセージをお届けする、Journal-ONEのInstagram企画「Powerful Message from athletes」。
NECグリーンロケッツ東葛の5人のアスリートが、皆さんに向けたメッセージを書いてくれていますので、是非こちらも見て下さいね!