久保:そして、私たちの初サイクリングを応援してくれる頼もしい助っ人、“シクロツーリズムしまなみ” の宇都宮 一成さんにサイクリングガイドをお願いしました!宇都宮さん、どうぞよろしくお願いします!
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全員で気持ちを高めて、いざ出発ですーJournal-ONE撮影
唯一無二のサイクリングコース – しまなみ海道
小泉:早速、ループ状の坂道を登ると・・・やって来ました!来島海峡大橋です。近くで見ると本当に大きな吊り橋ですね!自動車で何度も往来したことはありますが、こうして近くで立ち止まってみると、その大きさに身震いしてしまいます。
岩永:自転車と原付の専用道が自動車専用道と分かれて敷かれています。他の橋も自転車で渡れる道路ってあったかな?と思っていると、「本州と四国を結ぶ本四連絡自動車道は3つのルートがありますが、こういった道路があるのは尾道-今治ルートだけなんですよ」と、宇都宮さんが教えてくれました。「徒歩や自転車で通行できる生活道路が併設された理由は、このルート上に人口の多い島々があるため、島の住民が気軽に行き来するためなんです」と話す宇都宮さんが付け加えてくれている横を、「こんにちは!」と挨拶をしながら地元の方が原付で通り過ぎていきました。地元の皆さんと橋の行き来でご挨拶するなんて、とっても不思議な交流だなと思いました。
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来島海峡大橋で休憩を入れながら、しまなみ海道について説明してもらいますーJournal-ONE撮影
久保:橋を吹き抜ける風がとっても気持ちいいです!遠くに無数の島々が見えるロケーションをサイクリングできるなんて、本当に貴重な体験です。宇都宮さんが、ところどころで停車して絶景ポイントを教えてくれます。橋の中央で自転車を停めて橋の下を覗き込むと・・・うわぁ、高い!面河渓キャニオニングで橋の上からダイブした時よりも足が震えます。
小泉:レンタサイクルの乗り心地も最高!エーゲ海やカリブ海など、クルージングや海水浴など多くの島を有する世界的なリゾートと肩を並べる瀬戸内海ですが、高い橋の上からバーズアイで島々を見下ろしたり、島に降りて水辺を散策したりと自転車を使って楽しめる観光スポットは、しまなみ海道ならではですよね。
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順調に漕ぎ続け、大島に到着しましたーJournal-ONE撮影
岩永:「そういった魅力は海外でも紹介されていて、米国トップニュース番組 ”CNN” では『世界7大サイクリングスポット』として紹介されました。その影響もあって、欧米からの観光客がとても増えましてね」と宇都宮さん。そういえば、“i.i.imabari!Cycle Station” でもタスマニア島から来たオーストラリアの男性が一人でレンタサイクルを借りていました。世界的な観光地からも “しまなみ海道” を楽しみに訪れる旅行者がいると知って、私たちの本拠地・愛媛県の素晴らしさを改めて感じます。
サイクリストに優しい施設に感動 – WAKKA
久保:来島海峡大橋には、絶景を心ゆくまで楽しめる休憩スポットがありました。橋から少し突き出るように作られた展望コーナーでは、時間を忘れて美しい景色に見入ってしまいました。こういったサイクリストに優しい施設がところどころにあるのは本当に嬉しいですよね。
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海風を感じながらのサイクリングは気持ちいいですーJournal-ONE撮影
小泉:もちろん、公共施設の優しさにも感動しますが、沿道の民宿やガソリンスタンドなどにも約140ケ所ほどの “サイクルオアシス” と呼ばれる休憩所があるんですって!休憩だけでなく、給水やトイレとしても利用できるのはいざという時に本当に頼りになりますよね。そして、そのほとんどの観光スポットには、自転車専用スタンドが設置されているので、自転車で観光スポットを巡るにも便利なんです。
岩永:私たちが、この旅の最後に訪れた “WAKKA” さんの至れり尽くせりのサービスとお洒落で綺麗な施設にも感動しましたね。
久保:そうそう!しまなみ海道の真ん中、大三島にあるオーシャンビューのツーリズム総合施設の “WAKKA” さん。私たちのような立ち寄りサイクリストでも使えるシャワールームはもちろん、レジデンス、コテージ、ドームテントなど工夫を凝らした宿泊施設に、カフェもあるんです。自転車を積み込めるタクシーなど10種のサイクリングサポートも用意しているWAKKAさんは、どんなサイクリストたちの要望にも応えられるようにしているのですね。
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