真珠アクセサリー作り体験の作品を身につける本間選手・吉金選手 -Journal-ONE撮影
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn

スポーツと観光の両面で地域を元気にする「四国を元気にプロジェクト!」。女子ソフトボールの国内トップリーグ(以下、JDリーグ)に所属している、愛媛県松山市の “伊予銀行ヴェールズ(以下、ヴェールズ)” と、四国旅客鉄道(以下、JR四国)がタッグを組んだ、地域活性化の新しい取り組みを紹介します。

愛媛県編・第2章(前編)に続き、ヴェールズの副主将・本間 紀帆選手と、俊足好守の吉金 亜希子選手が初挑戦した、女子旅レポートの続きをご覧下さい。

真珠の生産量日本一! 愛媛が誇る宇和島真珠の真珠会館

吉金:本間さん、突然ですが日本で一番の真珠の産地はどこだと思います?

本間:う~ん。イメージでは三重県の伊勢志摩じゃないかと思いましたが、まさか!?

吉金:そうです!生産量も生産額も愛媛県が※日本一なんです。今日は愛媛県でも最も真珠の養殖業が盛んな宇和島市に来ているのですから、真珠について学んでいきましょう。

 ※農林水産省 令和2年 漁業・養殖業生産統計より

本間:凄く大きな建物が見えてきました。“真珠会館” さんです。店内には真珠のアクセサリーが並んだ煌びやかなショーケースがたくさんあります!「ここ真珠会館では、常時3千点以上もの真珠商品を展示販売しているんです。当社では独自のシステムから高品質な真珠を加工していて、オリジナルブランドもあるんです。」と、真珠会館 専務取締役の森田 雄太さんが教えてくれました。3千点って、選ぶのに悩んじゃいますよね。

吉金:ここ真珠会館でご紹介するのは、 “真珠アクセサリー作り体験” です!私たちは試合や練習でアクセサリーを身につけることは出来ないのですが、ここで素敵な真珠のアクセサリーを作って、休みの日に楽しんじゃおうと思います。

本間:素人の私たちでも上手く作れるよう、指導員の方がお手伝いしてくれるこのメニュー。今回、私たちの師匠をして頂くのは、常務取締役の下口 泰江さんです。そんな偉い方に指導頂くなんて・・・と恐縮していると、「先ずは主役となる真珠の種類を選んでね。ここに見本があるから、自分が身につけたいなと思う真珠を良く見て!」と、緊張する間もなくアクセサリー作りが始まりました。

真珠アクセサリー作り体験中の本間選手・吉金選手 -Journal-ONE撮影

吉金:作業台に並んだ真珠の数、凄すぎませんか?50種類はありますよ!私たちが真珠と聞いて思い浮かぶ乳白色の丸い真珠はもちろん、シルバーやブラック、ピンクに輝く真珠や、様々な形のものもあります。「ここにあるのは、選びやすいようにピックアップしたものだけです。裏には更に何倍もサンプルがあるんですよ。」と、私が驚いている姿をみて下口さんが更に驚く情報を教えてくれます。

様々な種類の真珠 -Journal-ONE撮影

様々な種類の真珠やアクセント用の宝石 -Journal-ONE撮影

本間:こっちのたくさん並んだグラスの中にも、色とりどりの石がありますね。「こっちは、全て宝石で、真珠がより引き立つように真珠の間に配置させるアクセントとして使います。真珠を目立たせるようにクリスタルを配置するデザインも人気なので、スワロフスキーを大中小の3種類用意してありますよ。」と、息をつかせぬ驚きの情報に吉金さんと顔を見合わせてしまいました。私は今シーズン、JDリーグで表彰されるような好成績を残すという目標を立てているので、レセプションに身に付けていけるようなドレッシーなブレスレットを作ってみようと思っていました。ですから、スワロフスキーは絶対に入れたいところです。

真珠アクセサリー作り体験中の本間選手 -Journal-ONE撮影

吉金:私はいつものカジュアルファッションのアクセントになるよう、黒い真珠を中心にPOPな感じのデザインでブレスレットを作ろうと思います。でも、実際に並べてみると、どの組み合わせが良いか悩んでしまいます・・・ その様子を見て、「この黒真珠も大きさが色々あるから、貴方だったらこういう並びが似合うんじゃ無い?」と指導してくれたのは、何と代表取締役社長の森田 澄江さんです! 森田社長は自らも宝飾デザインをされたり、アクセントの宝石を仕入れたりするほど。宝飾真珠オーソリティの直伝指導に更に身の引き締まる思いです。

真珠アクセサリー作り体験中の吉金選手 -Journal-ONE撮影

本間:森田社長の登場で、体験コーナーは一気に盛り上がってきました。「あの宝石が似合うはずだから、ちょっと出してきて!」と次から次へとお宝が机いっぱいに並びます。更には、「あなたたちも折角来たんだから作ってごらんなさい。」と言って、スタッフ全員総出で体験させて頂くことになりました。みんなで相談しながら作品を作るって本当に楽しいですね!

吉金:予定した時間があっという間に終わってしまって・・・ 名残惜しいなぁと思っていたところ、森田社長が「食事の用意が出来たから、一旦食べて時間があったら続きをやってはどう?」と言って下さいました。でも、食事に行って戻ってくるのは大変じゃ無いのかな?

宇和島名産の真珠と鯛めしが一緒に楽しめる!ハイウェイレストラン宇和島

本間:作業を中断して向かったのは、歩いて30秒!のハイウェイレストラン宇和島です。今日のお昼は、本格的な宇和島の郷土料理を頂く予定だったのですが、真珠会館の直ぐ隣にその店があったなんてビックリです。

TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn