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講道館・朝稽古レポート
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パリ・オリンピックでも躍動した日本柔道

2024年7月26日から8月11日まで行われたオリンピック・パリ大会(以下、パリ五輪)。32競技329種目が実施され、鍛え抜かれた世界中のアスリートたちが連日感動を与えてくれました。 

中でも、1964年の東京大会で初めて正式競技に採用された”日本発祥・柔道”は、圧倒的な人気を誇る開催国・フランスのファンを中心に会場は超満員の盛り上がり! 

204の国と地域(2021年3月現在で国際柔道連盟に加盟する)を代表した選手たちは、15階級で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。 

ライバル国から厳しいマークを受ける中、柔道日本代表の選手たちは、金メダル3個を含む8個のメダルを獲得。海外開催のオリンピックで過去最多となる金メダル20個を含む45個のメダルを獲得した日本代表選手団に勢いをもたらしてくれました。 

聖地・講道館で柔道を体験できる

沢山の勇気と感動をもらったパリ五輪を終え、日本が誇る柔道の魅力を改めて認識し、興味を持たれたファンも多いはず。 

実は、柔道の聖地・講道館では、初心者に楽しく、安全に柔道の基本を教えてくれる催し “朝稽古” が、パリ五輪閉幕直後の感動の余韻覚めやらぬ時期に開催されていたのです。 

「柔道を初心者でも体験できる」と聞いて向かったのは、東京ドームのすぐ横にある聖地・講道館。昨夏初めて開催された朝稽古にJournal-ONE編集部が参加。 

そこで体感した柔道の素晴らしさを、今度は女性が体験してみようと女性編集部員の私も参加させていただきました! 昨年の朝稽古の様子と比べながら私の体験レポートを読んでいただければ嬉しいです。 

講道館・朝稽古レポート

講道館の大道場で朝稽古を行いますーJournal-ONE撮影

10日間の朝稽古が始まる! 

昨年に続き、第2回目となる “講道館・朝稽古” は、8月19日から28日の10日間にわたり、柔道の魅力を楽しく体験できるという取り組み。 

朝7時15分から8時15分までの時間で実施するため、平日であっても仕事や学校の前に少し早起きすれば、稽古に参加ができるということで、連日多くの柔道家たちが汗を流していました。  

朝7時、講道館国際柔道センターに到着し「おはようございます!」と挨拶をして受付を済ませます。参加費は無料ですが、初心者の私は入門料として8,000円をお支払い。これにより、さらに一歩踏み込んで講道館の段位を取ることができる柔道家としての第一歩を踏み出すことになりました。 

また、参加費無料に加えて柔道衣を持たない私のような初心者には、無料で柔道衣を貸していただけるのです!「これをお使いください」と、受付をされていた小志田 憲一先生(七段)からお借りした柔道衣を受け取り、気持ちを高揚させて更衣室に向かいました。  

しかし、早速苦戦したのは帯の結び方です。スマートフォンで調べながら結んでみますが上手くいかず悪戦苦闘をしていると、小学5年生の柔道家の女の子が優しく結び方を教えてくれました。実は、その小学生柔道家は、東京都の大会で優勝し小学生強化選手になっている将来が期待される選手!朝稽古が始まりその事実を教えられ、「朝から、将来のオリンピアンに帯を結んでもらった!」とテンションが上がりました。

講道館・朝稽古レポート

帯を結んでくれた東京都チャンピオンの女の子(左)ーJournal-ONE撮影

何とか柔道衣に着替え、階段を上って7階の大道場に向かうと、すでに50人以上の参加者がストレッチや練習をしています。参加者の半分以上は、様々な国から来た海外の柔道家です。この光景を見て、「パリ五輪で見たとおり、柔道は世界中の人たちから愛されているんだなぁ」と改めて感心しました。 

子どもクラスの参加者も、国内外はほぼ半々。パリ五輪の柔道会場に観戦しに来たマクロン大統領が、何度もメダル獲得を激励していたフランスの至宝・100kg超級のTeddy Riner(テディ・リネール)選手も何度も修行をしに来ていると聞き、すそ野の広さに改めて驚かされました。 

講道館・朝稽古レポート

海外からも多くの参加者が訪れたーJournal-ONE撮影

7時15分に先生方と向き合うように整列します。そして講道館柔道を創設された嘉納 治五郎師範、ご指導頂く先生方に座礼をしてから全員で準備体操に入ります。先生の1人が前に出て仕切り、屈伸や伸脚など一通り体操をして体を温めたら、次は回転運動です。「大人になると、前転や後転ができなくなる自分に気付いてびっくりする」と聞いていましたが、もともとソフトボールをやっていた私は回転運動は難なくこなすことができました。 

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