東京2020金メダリスト・山崎早紀さんとのんほいパーク
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皆さんこんにちは。東京2020ソフトボール金メダリストの山崎早紀(トヨタ自動車)です。

日本代表選手はもちろん、各国のオリンピアンもプレーする女子ソフトボールの国内リーグ「JD.LEAGUE(Japan Diamond Softball League)」。日本全国で開催されるそのリーグ戦では、地域の皆さんのたくさんの応援を受けて、選手たちが熱い戦いを繰り広げました。

愛知県豊橋市で行われた2022年シーズンの最終節(第15節)では、モニカ・アボット投手(トヨタ レッドテリアーズ)の引退セレモニーや、地元の皆さんと選手たちの交流など、多くの感動を生むラウンドとなりました。

いつもソフトボールを応援して下さる愛知県豊橋市。スポーツはもちろん旅行でも訪れたい素敵な街であることを知っていますか?

今回は「アスリートが地域を応援!」企画として、その愛知県豊橋市の観光の魅力をたくさんご紹介したいと思います!

実は今回の豊橋市応援企画。ご紹介したいことがたくさんあるため、ふたつに分けてレポートしていきます!こちらのレポートも是非ご覧くださいね。

どうぶつとふれ合い、癒やされ、学ぶ貴重な体験 ~ のんほいパーク

皆さん、どうぶつって本当に癒やされますよね。お家にワンちゃんやネコちゃんを飼っている方はたくさんいらっしゃいますが、ゾウにエサをやったり、シロサイに触れたりできる癒しの場があることを知っていましたか?

豊橋市が運営する動物園・植物園・遊園地・自然史博物館が併設された豊橋総合動植物公園(通称:のんほいパーク)では、アジアゾウの「象主」になって象の飼育体験ができたり、セグウェイでバックヤードを回ってシロサイにふれるツアーがあるんです!

シロサイに触れることも楽しみですが、セグウェイに乗るのもとっても楽しみ!

今回は、「セグウェイガイドツアー前公園長ガイド編」を体験するため、のんほいパークにお邪魔しました。

東京2020金メダリスト・山崎早紀さんとのんほいパーク前公園長の瀧川直史さん

のんほいパークの前公園長・瀧川直史さんが、ヘルメットを被ってお出迎えしてくれました。

「日々動物のために働いている私たちが、その専門知識をわかりやすくご案内することで、自然と人間が共生するにはどうしたらよいかを楽しみながら体感してもらいたいとの願いでこのツアーを企画しました。」と瀧川さん。

「自然に配慮し尊重し合うことの大切さを、バックヤード見学、タッチやブラッシング、エサやりなど、動物との触れ合い体験を通じて感じて欲しいですね。」と“どうぶつファースト”の企画趣旨を教えてくれました。

先ずは、セグウェイの乗車講習。私もヘルメットを被って操作説明を受けます。

「アスリートだから、直ぐに運転できると思いますよ。」と瀧川さんからプレシャー。。。

バランスを取るのが難しかったですが、何とか直ぐに乗れるようになりひと安心。

瀧川さんの後ろについて広い園内をセグウェイで疾走します!ホントに楽しい~♪

東京2020金メダリスト・山崎早紀さんとのんほいパーク前公園長・瀧川直史さん

坂道もラクラク♪ シロサイ舎の入口に着き、いよいよバックヤードに潜入です!

建物の中は、シロサイの寝る場所がありますが、とってもきれに清掃がされていて清潔です。林の中の坂を登ると、見えたぁ~!シロサイおっきい~!

のんほいパークには、トム、タンディ、ソフィアの3頭のシロサイがいて、人懐っこいメスのタンディ、一番小さくやんちゃなメスのソフィアが出迎えてくれました。(トムは寝ていました)

「うちの子達は人間に育てられたので、本当に人懐っこくっておとなしいんです。」というのはシロサイ担当の飼育員の須川さん。

東京2020金メダリスト・山崎早紀さんとのんほいパーク・シロサイのソフィア

3頭のシロサイをひとりでご担当されている須川さん。さすがに3頭のお世話をひとりでは大変ではないですか?と訪ねると、「シロサイは本当に手間が掛からないんです。トイレの場所も決まっていて掃除も楽ですし、名前を呼べばこっちに来ますしね。」と明るく答えてくれました。

エサである干し草を固めたブロックを足元に撒くと、静かにもぐもぐと食べ始めました。

「シロサイの背中や脚は硬い皮膚で覆われていますが、脚や首の付け根は柔らかいので触ってみてください。喜んで脚を広げますよ。」と瀧川さんにいわれる通り、脚の付け根を触ると・・・

本当に柔らかい!そして強くこすってあげると、喜んで脚を広げてきました。カワイイ!

東京2020金メダリスト・山崎早紀さんとのんほいパーク・シロサイのタンディ

角や頭も撫でてあげると嬉しそう!角がギザギザに削れているのはなぜ?

「自分でワイヤーに角を擦りつけて削っちゃうんですよ。サイの角は、人間の爪と同じような成分ですので、皆さん想像するより削られやすいんです。折れても生えてきますしね。」と瀧川さんが見せてくれたのが折れたサイの角。

硬くて重いですが、光にかざすと爪のように少し透けて見えることも分かる貴重な体験です!

東京2020金メダリスト・山崎早紀さんとのんほいパーク・シロサイ飼育係の須川さん

エサをあげたり、ブラシで身体をこすってあげたりと貴重な体験をしている間に、瀧川さんが動物園の動物たちについて話してくれました。

「動物園で野生の動物を買うことはありません。動物園の中で繁殖させたり、動物園同士のネットワークで、それぞれの園で繁殖に強い動物同士を交換しているんですよ。」

エサが欲しくなって起きてきた(笑)トムと、タンディ、ソフィアに別れを告げて、次はゾウの居るゾーンに移動です。

のんほいパークでは計6頭のアジアゾウを飼育していて、公立動物園では国内最多!

当然、放飼場も国内最大級!広さは計6,000㎡もあるんですね。眼前に目一杯のゾウが群れで暮らす姿を見ることができるのは圧巻です。

最初に見学したのはバックヤードにある、ゾウの寝床です。放飼場が清掃中でしたので、メスのバヴァーニと、チャンパカが出迎えてくれました。

案内してくれるのは、飼育員の福山さんです。福山さんはゾウの担当3年目のベテラン?と思って聞くと、「3年はまだ1人前ではないんです。最初の1年はゾウには近寄らず、掃除や後方の準備だけ。徐々にゾウたちが顔を覚えて、お世話係として認めてくれないと直接お世話は出来ないんです。」と、まるでゾウに弟子入りしているような関係性に驚きです。

東京2020金メダリスト・山崎早紀さんとのんほいパーク

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