アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

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2025年新春のリーグワンも熱い

「新春ラグビー」と言えば、「冬の花園」として知られる全国高校ラグビー大会と、「大学選手権」として知られる全国大学ラグビーフットボール選手権大会が頭に浮かぶ。箱根駅伝、高校サッカーと共に「正月恒例のスポーツ」として、日本国民の誰もがテレビでその中継を観た記憶があるだろう。

その新春ラグビーは、1月2日に国立競技場で大学選手権の準決勝が行われ、関東大学対抗戦1位の早稲田大学と同2位の帝京大学が勝ち進み、1月3日には、東大阪市花園ラグビー場で冬の花園の準々決勝が行われ、地元・大阪の常翔学園高校と東海大大阪仰星、関東勢の桐蔭学園高校(神奈川県)と國學院栃木高校が勝ち上がった。

都内三箇所開催のひとつ秩父宮ラグビー場-Journal-ONE撮影

2024年12月21日(土)に開幕したNTTジャパンラグビー リーグワン2024-2025シーズンも、1月4日にトップカテゴリのディビジョン1のリーグ戦第3節が開催され、各地で熱い試合を展開。特に東京都内では秩父宮ラグビー場、駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場、味の素スタジアムの“3箇所開催”と、首都圏のラグビーファンにとっては「どこに観に行こうか」悩ましい年明けラグビーディとなった。

開幕連勝で波に乗る静岡BR

開幕から2連勝しているチームはここまで4チーム。昨シーズンの王者“東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)”が得失点差60で首位、昨シーズン準優勝の“パナソニック埼玉ワイルドナイツ(以下、埼玉WK)”が得失点差23と3位に付けている。

得失点差45で2位に付けるのが昨シーズン8位の静岡ブルーレヴズ-Journal-ONE撮影

この上位チームに割り込み、得失点差45で2位に付けるのが昨シーズン8位の“静岡ブルーレヴズ(以下、静岡BR)”。BL東芝に次ぐ11トライを挙げているその攻撃力を楽しみにした静岡BRファンが、正月休みを利用して東京・秩父宮ラグビー場に多数詰めかけた。

地元・静岡で迎えた開幕戦、昨シーズン5位の格上“コベルコ神戸スティーラーズ(以下、神戸S)”を15-13と接戦で下すと、続く第2節は火の国・熊本で今シーズンD1昇格を果たした“浦安D-Rocks”(以下、浦安DR)”を相手に62-19と圧倒。

日本代表でもトライを挙げたマロ・ツイタマ(静岡BR)-Journal-ONE撮影

来る2027年にオーストラリアで開催される“ラグビーワールドカップ(以下、ラグビーW杯)”に向けて始動した、エディージャパンのポイントゲッター Malo Tuitama(マロ・ツイタマ)選手を中心に、ラグビーW杯南アフリカ代表も務めたキャプテンのKwagga Smith(クワッガ・スミス)選手など、多彩な攻撃バリエーションを持つ静岡BRのオフェンスに注目が集まる。

W杯覇者のエッセンスを注入!相模原DB

ラグビーワールドカップ2023(ラグビーW杯2023”の南アフリカ代表ウイング(WTB)Kurt-Lee Arendse(カートリー ・アレンゼ)選手が今シーズンから加入し、俄然注目度が上がっているチームが”三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下、相模原DB)”だ。

ラグビーW杯2023の南アフリカ代表ウイングのカートリー ・アレンゼ(相模原DB)-Journal-ONE撮影

地元、相模原ギオンスタジアムで行われた浦安DRとの開幕戦では、地元ファンの熱い声援を背に31-19で逆転勝ちを収めた相模原DB。後半21分に来日初トライを挙げたアレンゼ選手がプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれるなど、期待通りの船出となった。

しかし、続く第2節の王者・BL東京戦では「個々でプレーしていたところがとにかく多かったですし、自分たちがやってきたことをやれていなかったシーンが試合中にあった」と岩村昂太キャプテンが振り返った通り、8-61と悔しい敗戦。マインドセットし、聖地・秩父宮ラグビー場でのホストゲームに臨む相模原DBは、自分たちの準備したことを確りと試合で発揮できるかが勝利への絶対条件だ。

前節の大敗から復活なるか相模原DB-Journal-ONE撮影

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