アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

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これで終われない静岡BRも、WTBのツイタマ選手が単独で突破を試みるも、味方選手に当たるアクシデンタルオフサイド。ゴール手前までボールを進めた静岡BRだが、相模原DBの好ディフェンスで得点を返せず前半戦を終えた。

激しいトライの応酬は後半も続く

試合後に両チームのHC、選手から一様に「いつもタフな試合となる」という言葉が出るほどタフな相模原DBと静岡BRの一戦は、後半に入ってもその激しさは衰えない。

先ずは1分、自陣10mラインからのスクラムを自ら崩してしまった静岡BRは、相模原DBにボールを与えてしまう。このペナルティでショットを選択した相模原DBはペナルティゴール(PG)をSO・グレイソン選手がしっかり決め、22-12と突き放して幕を開ける。

グレイソン(相模原DB)の正確なキック-Journal-ONE撮影

すると5分、途中出場のVueti Tupou(ヴェティ・トゥポウ)選手の突破から徐々にボールを進めた静岡BRが、ここまで良い動きながらも早いマークで潰されていた元トンガ代表のViliami Tahitua(ヴィリアミ・タヒトゥア)選手のトライとGで22-19と2点差まで迫り来る。

ヴェティ・トゥポウの力強い突破でチャンスを作る静岡BR-Journal-ONE撮影

しかし相模原DBも8分、FLの吉田杏選手、佐藤弘樹選手の突破で反対に責め返すと、静岡BRゴール前5mのラインアウトからモールを形成して一気にゴール右隅へ。これをHOの李承爀選手がトライして直ぐに差を広げると、難しい角度のGをSO・グレイソン選手がしっかり決めて29-19と直ぐに10点差のリードに戻した。

まだまだ試合は動く。12分に相模原DBのラインアウトからボールを奪った静岡BRは、左へ大きくパスを繋ぐと左サイドラインから走り込んだWTB・ツイタマ選手がフリーでラストパスを受けるとゴールライン左隅へトライ!こちらも難しい角度をSO・家村選手が決め返して29-26と間髪入れないトライ合戦が続く。

フリーでパスを受けたツイタマ(静岡BR)のトライ-Journal-ONE撮影

そしてトライ直後のキックを自陣22mラインでキャッチしたトゥポウ選手が一気に抜け出して50mを独走。一気に相模原DBゴール5m手前まで攻め込んでペナルティを得ると、同点PGではなくスクラムを選択して静岡BRファンから「ゴーゴーレヴズ!」のコールを受ける。このスクラムを一旦は押し返した相模原DBだったか、再びペナルティでラインアウトから静岡BRが攻撃。このボールをモールで押し込むとHO・日野選手が再びグラウンディングして逆転トライ!Gも決まって29-33と静岡BRが遂に試合をひっくり返した。

静岡BRの力強いモール-Journal-ONE撮影

選手を入れ替え、リフレッシュして反撃に臨む相模原DBだったが、20分に自陣22mラインからのスクラム、21分に自陣10mラインからスクラムと徐々に陣地を進めた静岡BRは、ツイタマ選手がこの試合3つ目のトライ!Gも決まって29-40と大きくリードを広げる。

ハットトリックトライを決めるツイタマ(静岡BR)-Journal-ONE撮影

攻める相模原DB、守る静岡BRの展開が続く中、35分に静岡BRのオフサイドからボールを得た相模原DBは、静岡BRゴール手前5mのラインアウトから右サイドライン付近でモールを形成した相模原DB。バックスタンドの相模原DB応援席の目の前で大歓声を受ける中、静岡BRも必死のディフェンスを見せる。すると、ボールを大きく左に大きく展開した相模原DBは、WTBのアレンゼ選手が冷静にマーク二人を引き付けると、FBの石田選手にラストパス。トライを決めて相模原DBが34-40と追いすがる。

アレンゼ(相模原DB)がマークを引きつけてのラストパスへ-Journal-ONE撮影

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