アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

NMUN 模擬国連世界大会 神戸市外国語大学 -Journal-ONE撮影
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そのため、せっかく準備した資料を最大限に活かすためには高い英語力が求められます。このハイレベルな語学力を実践形式で育むため、神戸市外国語大学ではNMUNに積極的に参加しているのですね。凄い!

感動的なシーンがいっぱいの開会式

会議に先立ち神戸ポートピアホテルで行われた開会式では、コロナ禍で出席者を制限したとはいえ、出席者の顔ぶれは豪華!その内容も感動的なものばかりとなりました。

相当な準備をして会議を迎える直前の各国代表団の皆さん。いよいよ始まる開会式を前に、とても緊張した様子が覗えます。昨日、京都文化視察で密着取材をしたアメリカのカリフォルニア・ステート・ユニバーシティ, サンバーナーディーノ校(California State University, San Bernardino)から参加した7人の学生も緊張の面持ち。

国連総会のセッションにインド、ジャマイカの代表として参加するAngeli Richards(アンジェリー・リチャーズ)は、「会議を前にとても緊張しています。昨晩も最終確認をするまで準備は万全にしているのですが、やはり始まるまでは落ち着きません。」と昨日、抹茶ソフトクリームを食べながら話してくれた様子とは違い、笑顔から緊張感が伝わります。NMUN 模擬国連世界大会 神戸市外国語大学 -Journal-ONE撮影

そういった会場の雰囲気になることを予め予想していたのか、代表団の緊張を和らげる演出で開会式が始まりました。居合道パフォーマンスです!

闇から現れたのは、着物姿のパフォーマーたち。日本の伝統的な楽器で奏でられるポップな音楽に合わせ、居合いの殺陣や鮮やかな振り袖を着た創作ダンスが場内を盛り上げます。パフォーマンス終了後には大きな拍手と歓声、指笛が鳴り響き、代表団の皆さんもそれぞれ隣を見合って興奮した様子が見受けられます。緊張が解けたようで、本当に良かった。。。NMUN 模擬国連世界大会 神戸市外国語大学 -Journal-ONE撮影

ビデオメッセージで登壇した、国連のアントニオ・グテーレス事務総長。深刻化する貧困と拡大する不平等、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの不公平な分配、不十分な気候コミットメント、継続する紛争や分断、誤情報などの様々な課題克服のために日々奔走されているグテーレス事務総長は、「若者たちの積極性・主体性が国連の希望。」と、代表団の皆さんを称えました。

また、世界的に注目されているウクライナから出席されたウクライナカトリック大のプロツィク教授は、ウクライナの現状、どれほどの犠牲があったかについて話すと共に、「この大会が未来をつくる若者を中心に “平和” について改めて考える機会になることは極めて重要だ」とスピーチ。

プロツィク教授のスピーチ後には、全ての代表団がスタンディングオベーションでメッセージに応える様子は、胸が熱くなるシーンとなりました。NMUN 模擬国連世界大会 ウクライナカトリック大のプロツィク教授 神戸市外国語大学 -Journal-ONE撮影

主催者を代表した神戸市外国語大学の田中悟学長も、「神戸の地で本大会を開催できることを大変光栄に感じている。2年の延期を経て、コロナ禍後米国外で初の対面での開催であることを感慨深く思う。」と、開催までの苦難を乗り越えた神戸市外国語大学の学生たちと今日集まった全ての国の代表団の皆さんに敬意を表したスピーチ。会場の心をひとつにする素晴らしいメッセージとなりました。

閉会後、核兵器の不拡散に関する条約再検討会議にジャマイカ代表として参加するAlexander Edsel(アレキサンダー・エドセル)は、「セレモニーはとても感動的で、心に残るものだった。これから始まるセッションに向けては、今まで多くの時間を掛けて準備してきたものをしっかりと表現できるように頑張ります。」と、凜とした顔つきで話してくれました。NMUN 模擬国連世界大会 神戸市外国語大学 -Journal-ONE撮影

セッションで堂々と渡り合う代表団の皆さん

今回のNMUNでは、国連総会、安全保障理事会、経済社会理事会、核兵器の不拡散に関する条約再検討会議の4つの議場に分かれて、それぞれ事前に設定されたふたつの議題のうちのひとつについて議論がなされます。

午後からの開催となった初日は、皆さん緊張した面持ちでパソコンや資料を抱えて各議場に分かれていきました。議長、議長補佐の進行で会議は進み、どの議場も最初はスライドによる説明や各国の代表団が意見を述べる時間となり、静かに時間が過ぎていきました。

そして、休憩時間を挟むと会場の熱気が一気に高まります!他国と自由に交渉・議論をするインフォーマルセッションが始まったようです。

各国の大使は似た意見を持つ国や協調できる国を探し、グループを作ります。そのグループで、議題に対する決議案の文書を作っていくのですが、先ずは組むべくグループを探していく段階のようです。各国代表団が入れ替わり、会場はもちろん会議室を出たロビーまで人が溢れ、テーブルを囲んだり椅子を円形にしたり、地べたに車座に座って議論するグループもいます!NMUN 模擬国連世界大会 神戸市外国語大学 -Journal-ONE撮影

目を輝かせた高校生たちが見学

本大会では、NMUNに興味のある高校生たちが大会を見学できるツアーも設定されています。全国からやってきた高校生と引率の先生が、10数名のグループに分かれて議場を見学して回ります。

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