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こんにちは。レポーターのNiinaです!

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されて1年が経ちますね。

オリンピックの開会式からちょうど1年となる2022年7月23日。国立競技場で行われた「東京2020オリンピック・パラリンピック1周年記念セレモニー」を取材してきました。

セレモニーには、小池百合子東京都知事、橋本聖子元東京2020組織委員会会長、室伏広治スポーツ庁長官らが出席され、ボクシングの入江聖奈さん、車いすラグビーの池崎大輔さんら多くのオリンピアン、パラリンピアンが参加しました。

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このセレモニーを始めとする“東京2020大会1周年記念事業~TOKYO FORWARD~”を主催された、東京都生活文化スポーツ局スポーツ総合推進部の金谷晃臣課長にお話を伺いました。

「コロナ禍で迎えた東京2020大会を無事成功に導くにあたり、支えて頂いた全ての方への感謝を込めたイベントです。実際開会式が行われた国立競技場で、少しでも追体験して頂ければ嬉しいです!」(金谷さん)

開会前の準備でお忙し中、このイベントに臨まれる熱い思いをお話し頂いたインタビューもこちらで詳しくレポートしていますので、是非読んでくださいね!

国立競技場のピッチに初めて入った訳ですが、本当に広い!観客席が大きい!ビジョンが見やすい!

感染症対策を徹底しながら、当日は1万5千人が来場したそうですが、開場と同時に早くから殆どの方が席に着かれています。午前中から国立競技場の外で行われている様々なイベントも大盛況だったので、そちらも楽しみながら開場を待たれていたのかも。

私も先ほど見学してきましたが、VRで車いすレースを体験できるブースやAIで自分に合った競技を診断してくれる体力テストなど、デジタルを使った面白い体験に多くの方が参加されていました。私は、文化体験に参加した記念に、結ぶと富士山になる風呂敷を頂いてとても嬉しかったです。

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いよいよセレモニーの開催です。

小池東京都知事のご挨拶で「東京大会は安全・安心な大会として成功しました。大会を経て新たなスタートラインに立っています。TOKYO FORWARDをコンセプトにスポーツを通じて新しい未来をつくってまいりましょう。」と、東京2020のレガシーを未来に繋げていく力強いメッセージがありました。

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そして、最も楽しみにしていたイベントが始まりました!

テレビで観ていた東京2020オリンピック・パラリンピック開会式を再現した入場パレードです。

先頭のマーチングバンドが、開会式と同じ曲目を奏でて颯爽と通り過ぎ、小池東京都知事やご来賓の皆さま、日本代表チームの鮮やかなオレンジジャージを身に纏った、多くのオリンピアン・パラリンピアンが観客の皆さんに手を振って行進していきます。

本番ではオリンピアンとパラリンピアンが一緒に入場することが無いので、この光景はTOKYO FORWARDならではの演出で感動的なシーンでした!

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また、このパレードには東京2020の成功に欠かせなかったボランティアの皆さんも参加されていたのが印象的でした。

世界中から来る観戦者を、日本の文化“おもてなし”で温かく迎えようと、様々な準備をされていたのに、コロナ禍で人と人との触れ合いが制限されてしまいました。

それでも出来る限りのボランティア活動を行い、今でも各地域で自主的に活動されている方々を代表し、満面の笑みで観客の拍手に応える皆さんの姿。レガシーが未来に繋がっている一端を見ることができました。

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この他、IOCのトーマス・バッハ会長、IPCのアンドリュー・パーソンズ会長からのビデオメッセージや、観客参加型のゲームやリレーで会場は盛り上がり、シンガーのSennaRinさんの素晴らしい歌でクライマックスとなりました。

今回のイベントは勿論ですが、新しくなった国立競技場では今後様々な競技やイベントが開催されますし、神宮球場や秩父宮ラグビー場、オリンピックシンボルのモニュメントなど周辺はスポーツを中心とした一大観光スポットになっています。

2019年に開館した、「日本オリンピックミュージアム」が直ぐ近くにあるので、東京2020オリンピック競技大会のレガシーを取材しに行かない手はありません!

同館の学芸員である下湯さんに館内をご案内頂きましたので、そちらの詳しいレポートも是非読んでくださいね。

「オリンピック開催都市にはそれぞれオリンピックミュージアムがあり、その多くは都市が運営しているのですが、このミュージアムは世界で初めてその国のオリンピック委員会が運営している施設なのです。」と下湯さん。

国内のオリンピック委員会自らが、スポーツやオリンピックの魅力や価値を高めることは勿論、オリンピックが持つ意味を改めて伝えていこうとされているのですね。

「屋内はここ1階のウェルカムエリアと2階のエキシビジョンエリア、そして屋外のモニュメントエリアの3つに分かれています。」と下湯さんの解説で、館内を見学開始です。

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