地域に根付く旨味抜群の日本酒蔵 -酒造
遠藤:散策の途中で立ち寄った、地元の銘酒・三芳菊を造っている三芳菊酒造さんの酒蔵見学も楽しかったですね。1889年創業の三好菊酒造さんでは、仕込み中の酒蔵に入れていただき、お酒が発酵しているところを見せていただきました。ぷつぷつと泡が出ている大きな酒樽からは、日本酒の良い匂いがしてきます。
川口:「うちのお酒は旨味を重視したお酒造りをしています。現代の日本酒の品評会は、旨味が雑味と評価されてしまうため、賞をいただくようなお酒造りはしていないんです。」と、教えてくれたのは、5代目・馬宮 亮一郎さんの奥様・和子さん。ワインのような酸味と果実のような甘みと香りを持つお酒を醸す、“徳島酵母” を使い、様々な種類のお酒を造っているとのこと。
庄村:3種類のお酒を試飲させていただきましたが、どれも飲みやすいのに風味が違います。可愛らしいラベルデザインも素敵で、私たち女性に人気がありそうなお酒ばかりです。
遠藤:もう少し試飲させていただきたいところでしたが、散策途中でしたので我慢我慢(笑)。木升付のミニボトルをお土産に持って帰って、お休みの日にゆっくり味わいたいと思います。月末にはお酒のイベントが控えていると聞き、行きたい気持ちでいっぱいでしたが、キャンプ中なのでこちらも我慢。今シーズン、チームの目標であるプレーオフ進出を達成して、お祝いのお酒としてたくさん飲みたいです。
リノベーションで地域を元気に! -4S STAY
庄村:いよいよ私が一番楽しみにしていた、阿波池田でのお泊まりです。1日2組限定の民宿 “4S STAY 阿波池田本町通り” にチェックインです!
遠藤:別の場所でルームキーを借りて入口の引き戸を開けると、まるで自分の家のような贅沢な空間がお出迎えしてくれます。通路を抜けると広いお庭もあって、温かい日射しが差し込む時間には、みんなでベンチに座ってお茶を飲むのも楽しそうです。
庄村:私たちが泊まったのは、“庭” というお部屋。1階はリビングとバス、トイレ、自分たちで料理のできるキッチンもあります。私たちのような友だち数人で、家族でとどんな層でもくつろげる設計になっているのですね。
川口:2階は、屋根裏風のツインベットルームと、和室があります。下のリビングでも上の和室でもみんなでゆっくりと語らうことができるのが良いですね。本当にこんな家に住みたいなぁと思います。お庭では充分、素振りもできますしね(笑)。
遠藤:夕ご飯は、JR池田駅前にある “カフェ&雑貨 / 阿波ジビエと岩とうふ heso salon” でスタッフの皆さんと鍋を囲んで楽しい時を過ごしました! こちらも古民家を改装したレストランで、1・2階が宿泊施設の “古民家宿 阿波池田駅前” になっているのです。