アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

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Journal-ONE | ラグビーリーグワン準決勝 埼玉パナソニックワイルドナイツvs横浜キヤノンイーグルス 松田力也(埼玉WK)が再逆転の口火となる中央突破
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前半は無敗・ワイルナイツが主導権

試合開始直後の2分、中央の混戦から抜け出したのは、W杯2023で活躍した埼玉WKの松田 力也選手だった。個人技で抜け出して一気に横浜Eゴール前に襲いかかると、そこから右サイドに展開してWTB(ウイング)の竹山 晃暉選手がトライ。5-0と主導権を握る。

Journal-ONE | ラグビーリーグワン準決勝 埼玉パナソニックワイルドナイツvs横浜キヤノンイーグルス 前半開始早々に埼玉WKはWTB 竹山晃暉のトライで先制

埼玉WKはWTB 竹山晃暉のトライで先制-Journal-ONE撮影

しかし横浜Eも6分、敵陣20m付近でPGを得ると、こちらもW杯2019で活躍したSO(スタンドオフ)田村 優選手がしっかり決めて5-3と反撃に転じた。

すると8分、再び中央の混戦から左へボールを展開した埼玉WKは、W杯2023オーストラリア代表のWTB・Marika Koroibete(マリカ・コロインベテ)選手の突破からフォローに入ったW杯2023日本代表のJack Cornelsen(ジャック・コーネルセン)選手につないでトライ。10-3とすぐさま突き放した。

Journal-ONE | ラグビーリーグワン準決勝 埼玉パナソニックワイルドナイツvs横浜キヤノンイーグルス 埼玉WKはW杯2023日本代表のJack Cornelsen(ジャック・コーネルセン)選手につないでトライ

埼玉WKはW杯2023日本代表のジャック・コーネルセンのトライで突き放す-Journal-ONE撮影

キックの応酬で陣取り合戦が続き、右へ左へと両チームが積極的にボールを動かず展開にスタジアムのファンから歓声と悲鳴が聞こえてくる。15分にラインアウトからペナルティでPGを選択した横浜Eだったが、田村が蹴り込んだ低い弾道のボールはポストに当たってインプレー。これをアタックでつなぎたい横浜Eだったが、埼玉WKの激しいディフェンスにボールを展開できない。

膠着状態が続く23分、今度は埼玉WKの松田が敵陣深くにキックで攻め込みチャンスを作ると、スクラムでプレッシャーをかけてペナルティを奪いPGを得る。これを松田が難なく決めて13-3とリードを広げた。

Journal-ONE | ラグビーリーグワン準決勝 埼玉パナソニックワイルドナイツvs横浜キヤノンイーグルス ゴジラポーズでこの日もキックを決めた松田力也(埼玉WK)

W杯日本代表でお馴染みとなった松田力也(埼玉WK)のゴジラポーズ-Journal-ONE撮影

ラインアウトからボールを奪えない横浜Eは、FB(フルバック)のW杯2023日本代表・小倉 順平選手の突破からチャンスを作る。左サイドから右サイドラインに大きく展開し、FL(フランカー)Sione Halasili(シオネ・ハラシリ)選手からWTBのViliame Takayawa(ヴィリアメ・タカヤワ)選手につなぎ、トライ直前まで攻め込む。田村選手の正面突破やトリッキーなパスでも埼玉WKのディフェンスを追い込むが、何れも埼玉WKがトライを許さない。

Journal-ONE | ラグビーリーグワン準決勝 埼玉パナソニックワイルドナイツvs横浜キヤノンイーグルス 横浜Eと埼玉WKの中盤での攻防

横浜Eと埼玉WKの中盤での攻防-Journal-ONE撮影

自陣深くからこぼれ球を埼玉WKのFB・山沢 拓也選手が大きく前に蹴り込み、横浜EのFB・小倉選手と70mを並んで全力疾走でボールを追う場面など、随所にスタンドは盛り上がるも横浜Eが攻めきれない形で前半戦が終了した。

疾風怒濤の攻撃で横浜Eが押し返す

後半2分、攻撃のスピードを上げて流れを掴んだのは横浜Eだった。「前半終了時点で、ワイルドナイツに疲れが見て取れた」と沢木監督が振り返った通り、ラインアウトを素早くモールに展開した横浜Eが埼玉WKのディフェンスが整う前に一気にゴールラインまで襲いかりFL・ハラシリ選手がトライ!田村選手がGを成功させて、後半早々に13-10と追撃を開始した。

Journal-ONE | ラグビーリーグワン準決勝 埼玉パナソニックワイルドナイツvs横浜キヤノンイーグルス 圧倒的なフィジカルでトライもあげた横浜EのFL Sione Halasili(シオネ・ハラシリ)

圧倒的なフィジカルでトライもあげた横浜EのFLシオネ・ハラシリ-Journal-ONE撮影

ここで埼玉WKは前3列を堀江選手、ヴァル アサエリ愛選手、Craig Millar(クレイグ・ミラー)選手のW杯2023日本代表トリオを投入。早いプレーで翻弄する横浜Eに対抗する。

しかし横浜Eの勢いは止まらず、13分にラインアウトからアタックを重ねると、WTB・竹澤 正祥につないで左サイドラインギリギリにトライ!ビデオ判定で何度もトライシーンが映し出させると、会場からはどよめきが起こる。数分の検証時間を経て「TRY」の文字がスクリーンに大きく映し出されるとスタンドのボルテージが一気に上がる。難しい角度から田村選手がGが決めて13-17。ついに横浜Eが試合をひっくり返した。

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